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IR情報は投資家だけのためのもの?/本日のスープ66皿目
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本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>です。
66皿目を担当するのは ”投資を楽しむ♪”のまろさんです。
 
 

前回m@さんから

 

「残念ながら個人投資家からアニュアルレポートやCSRレポート、統合報告について言及される機会は少ないのが現実です。」

 

というご指摘があった。

 

企業の有価証券報告書をはじめ、その他発行レポートに目を通して、個別企業に資金を投ずる個人投資家は絶滅危惧種なのだろうか?

 

投資に金銭的なリターンのみを求めれば、インデックス指標への積立投資が最も効率的なことは間違いない。私自身は企業から発行される様々なレポートを読みながら個別株投資を続けているが、時間効率が悪いことは認識している。あえてその道を選択する私の思考回路は、

 
  1. 視野が広がって楽しいから
  2. 楽しくないと続けられないから
  3. 続けていればそこそこのリターンが得られるから
 

といったところだろうか。
私が給与ような安定した収入が少なく積立投資に不向きな人間で、半分趣味の世界も混ざっているから、自分の投資法を誰かに勧めようとは思わない。

 

でもひとつ問題提起をさせてもらうなら、

 

IR情報は投資家だけのためのものだろうか?

 

こんな例がある。
とあるITメーカーの営業マンが、取引先の有価証券報告書から下記のようなポイントをつかみ、取引ゼロから3年後には10億の売り上げを立てられるようになったという。
※出典…望月実&花房幸範「有価証券報告書を使った決算書速読術」P86〜98)

 
  • 経営指標の推移・セグメント情報から予算がありそうか?
  • 従業員の状況からどれくらい売れそうか?
  • 主要な設備の状況を参考にどこに売るか?
  • 役員の状況から出世コースの部門を探す)
  • B/Sのソフトウェア勘定が増加傾向ならIT投資も活発
  • 関係会社にも売れるか?(親会社を落として芋づるに)
  • どの拠点が投資予算を持っているか?
 

IRは"Investor Relations"の略だから、投資家のための情報発信のように思える。でも実際には上記のように有価証券報告書には営業やマーケティング担当者にとってのお宝データが眠っているし、CSRレポートに掲載される定性的な情報は就職活動中の学生にも有用だろう。

 

だから個別株への投資の有無に関わらず、企業発行のレポートを手にとってみてはいかがだろうか?
有価証券報告書のような法定書類は退屈だろうから、まずはアニュアルレポートやCSRレポート、統合報告あたりオススメしたい。アクティブファンドに投資をしているのなら、まずはそのファンドの投資先のレポートからぜひ!

 

まろ@投資を楽しむ♪

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| 本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜 | 21:38 | comments(0) | trackbacks(0) | 
株式会社制度の本質的な問題/本日のスープ63皿目
JUGEMテーマ:インターネット


本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>です。
63皿目を担当するのは ”投資を楽しむ♪”のまろさんです。
 
 
 

前回m@さんが言及されたスチュワードシップコードとコーポレートガバナンスコード。
同種の話で「GPIFが国連責任投資原則に署名」というニュースがあった(9月28日)。これが日本の資産運用業界に与える影響は、大和総研の河口さんのコラムがわかりやすい。

   

もちろん投資の世界の住民にとっては、どれも非常に画期的なことだ。でもこの世界の外側から見れば、2つのコードも責任投資原則も当たり前のことしか書いていない。

 

この違和感はなんだろう?

 

最近読んだ奥村宏「資本主義という病」に答えの一つがあった。株式会社の制度設計は生まれながらにして本質的な問題を抱えていたのだ。

 

この連載企画の7皿目でm@さんが株式会社制度の始まりを紹介してくれた。それから約180年。アダム・スミス(1723〜1790)が「国富論」の中で株式会社の仕組みに対し、こんな懸念を書き残していたという。

 
  • 株主は有限責任であるために、会社から受けとる配当金のことしか考えず、会社の業務に関心がない。 
  • 株式会社の経営に当たる取締役は自分自身のカネを投下するのではないから無責任になる。
 

この指摘が顕在化してしまったのが現代の株式会社。規模の拡大と共に経営者、従業員、取引先、顧客、株主との距離感が広がりすぎてしまったのが原因だろう。このリレー連載の中でも同種の指摘がされてきたし、

   

またこの距離感を縮めようとする枠組みがスチュワードシップコードとコーポレートガバナンスコードと言えるだろう。これが巨大化した株式会社の危機を食い止めるきっかけになるだろうか? もしダメならマイクロ投資などソーシャルな投資からの底上げを待つしかないのだろうか。

 

まろ@投資を楽しむ♪

 
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| 本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 
初めは金儲けのための投資でいい/本日のスープ60皿目
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本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>です。
60皿目を担当するのは ”投資を楽しむ♪”のまろさんです。
 
 

敬遠されがちな投資の世界をどう伝えていくか?

 

前回にm@さんも投資の形は人それぞれであることを指摘されたように、お金との付き合い方はその人の人生観を色濃く反映するものだと思うから、伝え方の難しさを感じることもしばしば。安易に人まねをしてもうまくはいかず、芸能の分野で言うところの「守破離」

 
  • 既存の型を守り(『守』)、
  • 型を破って外に出て(『破』)、
  • 型を離れて新たな型を生む(『離』)。
 

のサイクルを繰り返していく中で、自分なりの形を見つけていくものだから。
ちなみに私たち3人は下記のようなきっかけで投資をはじめている。

 
  • 母に勉強しなさいとへそくりを渡されて(私・18皿目
  • 仕事以外の収入を探して競馬から株式投資へ(m@・19皿目
  • 子供が生まれ、学資保険と向き合って(renny・20皿目
 

お金と向き合い、将来について考えたタイミングで「株式投資」に触れてみた、というところだろうか。今でこそ自らの投資に経済性と社会性を両立する方法を模索するトリオだが、当初は経済的なリターンに重きを置いていたことが分かる。

 

多くの方が悪いイメージを持つ「投資で金儲け」は誰もが通る守破離の「守」の段階と言えるから、その部分だけを見て興味はあるけど敬遠、という判断はしないで欲しい。そして私自身も、「破」「離」の段階まで達し、投資を楽しんでいる姿を伝えられる一皿を提供していきたいなぁと思う。

 

まろ@投資を楽しむ♪

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| 本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜 | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) | 
投資家の3分類/本日のスープ57皿目
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本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>です。
57皿目を担当するのは ”投資を楽しむ♪”のまろさんです。
 
 

前回m@さんがメディアなどから取材を受ける際、自身の投資哲学がうまく伝わらない・・というモヤモヤが明かされた。m@さんやrennyさんのタイプの投資家をどのように世間へ伝えていくべきか。
世間では投資家を大きく二つのタイプに分けているのではないだろうか?

 
  1. 投機家(デイトレーダーなどの短期投資家)
  2. 投資家(長期投資家)
 

判断の軸が「時間」しかないから思考停止してしまって「寄付みたい」という感想になってしまうのでは?
もうひとつ「経済性と社会性」という判断軸を追加すれば、

 
  1. 投機家
  2. 投資家
  3. 投志家
 

という3分類にできるのではないだろうか?
イメージ図を書くとこんな感じ。

 

soup57

 

経済性だけでなく社会性を踏まえて投資活動を行う投資家は、「お金」だけでなく「志(こころざし)」を投じているから「投志家」という名前にしてみた。投資家よりもより長期の視点を持っている印象があるので、図の中での配置も若干考慮した。

 

寄付は社会性のみを追求するもので、事業としての継続性を持たせるには投資の視点が不可欠だから、寄付は短期的な問題解決にしかつながらないと思う。※だから出資と寄付が半々のセキュリテ被災地復興ファンドはいい発想だった。

 

というわけで、m@さんとrennyさんは「投志家」なのだ!

 

まろ@投資を楽しむ♪

 
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| 本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜 | 11:54 | comments(0) | trackbacks(0) | 
『ゆっくり、いそげ』/本日のスープ・調理場より
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"いい投資"探検日誌 from 新所沢 の m@さん
”投資を楽しむ♪” の まろさん
と私の3人で続けているリレーエッセー


本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜


55皿目はボクが担当しました。

「支援し合う」関係に、”ゆっくり、いそげ”/本日のスープ55皿目 - "いい投資"探検日誌 from 新所沢


こちらで紹介した、影山知明さんの『ゆっくり、いそげ』。
この本をお読みになった方のこんなエントリを見つけました。

コワーキングスペースは受贈者的な人格を引き出す場だ―「ゆっくり、いそげ 〜カフェから始める人を手段化しない経済〜」影山知明 - 仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長 コワーキングスペースは受贈者的な人格を引き出す場だ―「ゆっくり、いそげ 〜カフェから始める人を手段化しない経済〜」影山知明 - 仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長  


エントリはこんな一文で結ばれています。

 

あまりにも書きたいことが多すぎて、書いては消し書いては消し、して、3日以上もかかってしまったよ……

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| 本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜 | 07:07 | comments(0) | trackbacks(0) | 
投資リターンは人生のオマケ/本日のスープ54皿目
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本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>です。
54皿目を担当するのは ”投資を楽しむ♪”のまろさんです。
 
 

私が株式投資をはじめたのは15年前の22歳の時。
この十数年を振り返り、

 
  • 資産運用で得られたリターン
  • 投資の世界を知ったことで得られたリターン
 

のどちらで得をしたかと言えば、金銭的には圧倒的に後者だったりする。投資のために財務諸表の勉強がてら税理士試験を受けたおかげで、税理士業務を仕事としている時期もあったしね。

 

私には前回m@さんが語られたような「投資リターンはお返し」といった志はまだない。

 

「他人を幸せにするために投資をするんだと気負う必要はありませんが、企業が成長するためには他人を幸せにする必要があります。投資のリターンはお返しという意味のリターンでもあるのです。」(投資のリターンは「お返し」でもある/本日のスープ53皿目

 

投資は金銭的なリターンを追い求めるよりも、投資の世界がもたらしてくれる知的好奇心に身を委ねる方がおトク、くらいの感覚だろうか。

 

一言で表すなら「投資リターンは人生のオマケ」。

 

楽しく人生を送るための学びの手段として「投資」があって、リターンは「オマケ」としてもらえるもの。お金儲けにこだわって楽しいことなんてない。投資家でありながら、投資や経済情報といい具合に距離を置くことが大切だと考えている。

 

こんな調子で「投資」と「幸せ」を、間接的にしかつなげられていないのが反省点。
数年前に坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」に感銘を受け、「こんな会社に投資して、リターンを上げられたら幸せだな」と方法を模索し続けているものの、個人の個別株投資では限界を感じる今日この頃だ。

 

まろ@投資を楽しむ♪

 
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| 本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜 | 06:52 | comments(0) | trackbacks(0) | 
富と幸福の間をどう生きるか?/本日のスープ51皿目
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本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>です。
51皿目を担当するのは ”投資を楽しむ♪”のまろさんです。
 


48、49皿目ではrennyさん、m@さんが投資家として「カセギ」と「ツトメ」をどう両立していくかを語ってくれた。
   

お二人のコラムを読んでいて、投資家にとって大切なのは「富と幸福の間をどう生きるか?」について、自分なりの基準や美学を持っているかどうかなんだろうなと。
自分の中にたしかな価値観がなければ、幸福が所有できるモノのような概念に囚われて、お金を払えばもっと大きな幸福が手に入れられると勘違いしてしまう。投資は富と密接に関わるものだから、知らず知らずのうちに欲に流されて本質が見えなくなってしまうんだよね。

 

「常に欲無くして以て其の妙を観、常に欲有りて以て其の徼を観る。」

 

「足ることを知る者は富めり。」

 

無欲であれば万物の本質(妙)に迫ることができるが、欲があればその表面上の形(徼)に触れることしかできない。つまり無欲こそが世界の本質に迫る方法であり、真の豊かさとは足るを知ることであると老子は説いた。古代から延々と続く「分かっちゃいるけど…」の命題とひとつと言えるかな。

 

でも、お金から離れて別の視点で見ると、案外簡単な話だったりする。
実はこのシリーズの最初の頃にも紹介したのだけど、

   

「おいしい♪」と出会うための3つの心得。

 
  1. 一番大切なのは、おいしい食べものがあることに気付くこと。
  2. 味そのもの以上に、おいしさを共有できる人の存在が重要。
  3. 美食とは、心が込められた料理をいただくことで、心を豊かにすること。
 

私たちが美味しいと感じる時の幸福感は、味覚だけが決めるものではない。五感ぜんぶとまではいかないものの、様々な感覚が働いて幸せを感じるのだと思う
投資リターンにのみにしか目が行かないうちは、味覚だけが投資のすべてだと思っているか、食事をカロリー摂取の作業としか考えていないのと同じことと言える。

 

また美味しいものに出会えた幸せは、一人楽しむものではなく、共有することでより大きなものになる。これはrennyさんとm@さんが文中でも触れているとおり。

 

「株式投資を通じて、少しでも良い方向に何かを動かそうとすること。そんな考え方を共有できる人たちとの関係性を広げること、深めること。」(rennyさん・49皿目)

 

「資本力から考えて自分は旦那さんにはなれないものの、そうした心意気は持ってプチ旦那さんとしてお金を使いたいと思いました。」(m@さん・50皿目)

 

最後に、美食とは、料理人はもちろん食材の生産者など様々な人の「心」が込められた料理をいただくことで、自分の心を豊かにすること。これを投資に置き換えるなら、「いい会社」に投資、応援することで得られた投資リターンこそが、投資家の人生を真に豊かなものにしてくれる!

 

こんな調子で投資に資産形成以上の価値を探し続ける努力をしていきたい。

 

まろ@投資を楽しむ♪

 
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| 本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜 | 07:29 | comments(0) | trackbacks(0) | 
江戸時代のカセギとツトメ/本日のスープ48皿目
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本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>です。
48皿目を担当するのは ”投資を楽しむ♪”のまろさんです。
 
 

千夜千冊」を連載している松岡正剛氏が、CSR(Corporate Social Responsibility/企業の社会的責任)について語るときには、決まって江戸時代の「カセギ」と「ツトメ」を例に出してくる。まずはその概要を簡単に紹介すると。

 

江戸時代には「カセギ」がいいからといって一人前とはみなされなかった。村落共同体で自然災害に遭ったり、伝染病がはやったり、はたまたお祭りがあったりしたときに、一肌脱いで「ツトメ」を果たして初めて一人前とみなされた。

 

でも今日、社会人として「カセギ」を得ること、「ツトメ」を果たすことは、1人1人のなかで必ずしも両立していない。たとえば「おツトメはどちらですか?」と尋ねられると、まずは給料をもらっている会社の名前をあげるが、これでは「カセギ」の話とゴッチャになってしまっている。かつては誰もが持っていた「ツトメ」は、営業目標を達成することや、コンプライアンスなどに包み込まれて形を失ってしまった。

 

松岡氏は企業が真のCSRに乗り出すためには、まずは資本主義発展の過程で分断された「カセギ」と「ツトメ」を、すべての社員の中でもう一度、両立させることが重要と説いている。

 

さてここでm@さんの47皿目の末尾を引用すると、

 

「投資にはいかに効率よく儲けるかが追求される面もありますが、モノやサービスのストーリーに着目して投資してみると、消費者として応援するのとはまた違った世界が見えてきます。消費者以上、従業員未満の関係というのはたくさんのお金は集まらないかもしれないけれども、投資家の広い裾野を作ることができるのではないでしょうか。」

 

消費者以上、従業員未満の関係としての投資家であれば、「カセギ」と「ツトメ」が両立ができるのではないだろうか? クラウドファンディングにはこんな観点からも注目してみたい。

 

まろ@投資を楽しむ♪

 
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| 本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜 | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) | 
長い歴史を持つ、日本の投資文化/本日のスープ45皿目
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本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>です。
45皿目を担当するのは ”投資を楽しむ♪”のまろさんです。

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日本に投資を文化として根付かせるために何が必要か?
これを日本の歴史・文化から読み解くことがm@さんからいただいたお題

 

文化史の観点から見ると、日本には投資も貯蓄も文化として存在しているが、今がたまたま貯蓄の意識が高めに出てきている時代、という認識を持っている。

 

日本における投資文化は、貯蓄文化よりも古く、奈良時代にはすでにその原型が見られる。
遣唐使によって帰国した僧侶の中には、中国から灌漑・土木の技術を持ち帰った者もおり、

 
  1. 土地の豪族から出資を募る
  2. お粥を施す場をつくり、窮民を集める
  3. 集まった人々を指揮して灌漑・土木工事を開始
  4. 農業用水路を掘り、堤を築き、道を開き、橋を架ける
  5. その地が潤うことが、豪族にとっての投資リターン
 

というような事業が行われていた。
つまり投資が日本に根付かないのは、投資や資本主義は欧米の輸入品だから、狩猟民族の思考と日本の農耕民族の思考は違うから、という考え方はまったくの間違え。

 

ちなみに上記の仕組みの「5.」の投資リターンを「善行を積めば菩薩となり、地獄行きを免れる」という精神的なリターンに置き換えることで成し遂げられた大事業が東大寺の大仏建造だ。

 

これに対し日本における貯蓄文化は、日宋貿易によって貨幣(銅銭)がもたらされた鎌倉時代からはじまったと考えられる。兼好法師が「徒然草」の217段で貯蓄を批判するのはこの頃の話。

 

まだ調べている途中だから「仮説」の段階だけど、1人1人が世の中を変えようとする意識が高い時代は貯蓄よりも投資が前面に現れてくるのかも。そして今の時代、私たちはなんだかんだ言いながらも、国や会社を頼りにして生きているような気がする。

 

そういえばこの連載の18〜20皿目で、投資をはじめたきっかけについて話し合ったとき、rennyさんは「学資保険にダメだこりゃ」、私は「自分の世代は年金もらえない」というのがきっかけだったのと少しつながるのかな。

 

考え始めると論文書けるくらいのテーマになってしまうから、いったんまとめると、
私の考えでは「日本に文化として根付いていたはずの投資はどこへいってしまったのか?」という方向性で歴史・文化を読み解いていくのがいいのでは?という気がしている。

 

まろ@投資を楽しむ♪

 
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| 本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜 | 16:14 | comments(0) | trackbacks(0) | 
運用会社自身が投資不適格の自己矛盾/本日のスープ42皿目
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本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>は2015年も続けますよ!
42皿目は ”投資を楽しむ♪”のまろさんです。

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業界の常識は世間の非常識。
部分的に変なところがあるはよくある話だけど、投信業界はおかしなところだらけでよく分かんない! これでなぜ企業として生き残っていられるのが不思議でならない。

 

「旗艦ファンドと呼ばれる運用会社の顔であるファンドはかつて日本株式に投資するファンドでしたが、いまや見る影もありません。」

 

前回のm@さんの指摘にはかなり驚いて、?が止まらない。

 

核となる商品・サービスを持たないと言うことは、運用会社に経営理念というものは存在しないのだろうか?
大手金融グループの傘下に収まってしまうと、同業他社との差別化は考える必要はないのだろうか?
投資家の視点で自分の運用会社を見た時に投資したい会社になっていないのでは?

 

顧客に代わり、良い企業を選ぶはずの運用会社自身が投資不適格という恐るべき自己矛盾。
こうした現状を受けて、個人投資家は何に気をつけるべきなんだろう?

 

個別株投資には「自分が働きたいと思う会社へ投資しろ」という考え方がある。 長期的な視点で商品・サービスを提供できない会社では働きたくない。社会的な存在価値がないのだから。だから投資信託選びでも「自分が働きたいと思う運用会社の商品へ投資しろ」と言えるかもしれない。

 

まろ@投資を楽しむ♪

 
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| 本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜 | 21:52 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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