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山崎 元
ベストセラーズ
¥ 1,365
(2010-03-26)
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献本です。御礼申し上げます。
(という事情を斟酌して下記の感想をお読みくださいね)
経済評論家・山崎 元さんの新作です。
資産運用の具体的手法についても、本の後半部で丁寧に説明されているのですが、この本の最大の特徴は「第1章 お金とは何か」の箇所です。
資産運用の具体的手法を云々、あれこれと考える前に、そもそも「お金って何だろう?」ということについて、山崎元さんの考え方、マネー観が具体的な事例(ケーススタディ<54ページから始まる外資系証券会社の話は特に面白いです!>等も交えて)説明されています。これから社会人になる人、また、あらためてお金とのつきあい方を考えてみようという人はもちろん、既に自分自身で確固たるマネー観有り!と自信満々の方も気軽に楽しめるのではないでしょうか。
他にも「第4章 お金の借り方・貸し方」も至極当然のことが説明されているのですが、しっかりとした正しい知識を体得しとかないとイカンなぁ、とあらためて再確認することができて有益でした。
そうだよなぁ、と共感を覚える箇所は沢山あったわけですが、特に強く共感した箇所を2箇所ご紹介しておきます。