昨日から大阪に来ています。ということで、昨日大阪市内で催された、浪花おふくろ投信のセミナー「財産作りは時間をかけて投資信託と二人三脚でいこう♪」に参加してきました。セミナーの感想を書く前に、それに関連して一つ御紹介したい件があります。
ボクは以前からWebサイト"
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このメルマガの"タカハシくんの投信生活"という連載を楽しみにしているのですが、最新号で次の内容が掲載されました。
「独立系運用会社 その2」
兄弟というかクローンというか、どれもあまりに似たファンドで、個別に議論する意味が感じられなかったのです。
この見方に至ったのは、3つのファンドに組入れられているファンドの重複があることが大きく影響したのでは?と思いますが、こういう意見をお持ちの方がいるのは理解できます。
なお、組入れファンドについてのボクの意見は、
「おらが町投信」、ボクはこう考えます。をご覧下さい。
しかし、次の指摘には大いにギモンを持ちました。
これだけ類似点が多いのならば、会社も1つ、社員も3分の1にすればよかったのではないかと思ってしまうのは、ちょっと意地が悪いでしょうか。(そうすれば、会社の運営費は安くなり、信託報酬も下げられることでしょう。)
3つの会社を一つに纏めることと、社員を3分の1にする、ということは同列に語るに無理があります。ファンド・オブ・ファンズの形式を取ることで運用に係わる人員の数を抑えることができているわけで、実際に「おらが町投信」各社は実に小さな単位で活動されています。ですから、この議論は「意地悪」というよりも
無茶苦茶です。
とはいえ、こうした考え方も理解できます。もし本当に、この意見のように3社が皆ほぼ同じでクローンのようであれば、1社に集中して頑張る、ということも一つの選択肢かもしれません。でも、1社に纏まれば信託報酬が抑えられる、というのは無茶苦茶です。そこで、今回のセミナーで確かめたかったのは、浪花おふくろ投信が他の2社とどのくらい似ているか、ということでした。
それと、この件と今回のセミナーに関してもう一つ。