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資産運用の相談をするべき相手(その3)
久しぶりにシリーズ最新作です。
過去の2つのエントリは
資産運用の相談をするべき相手
資産運用の相談をするべき相手(その2)
ご興味のある方はご一読下さい。

度々ご紹介しているGaia社長の中桐さんのブログのエントリ、職人で当ブログを紹介していただきました。

中桐さんがご説明されているような、真に顧客側に立った投資のアドバイザーの必要性は高まってくると思います。こうしたアドバイザーと顧客がお互いを理解して長期での資産形成に取り組む形が広がれば運用会社側も変わらざるを得ない状況に近づくような気がします。これはmasaさんのブログで話題になっていた投資教育にもつながる話ではないか、とも思います。ここでいう「教育」とは、自分の頭で考えるためのリテラシーを身につけること、だと思います。(板倉雄一郎さんのエントリで述べられている教育の定義には、強い共感を覚えます。)
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| 資産運用の相談相手 | 22:37 | comments(3) | trackbacks(1) | 
ボヤ騒ぎで済むでしょうか
巷で云う「炎上」には至っていないようですが、ちょっとしたボヤっぽくなってきました。火元は、前回のエントリ、産業としての資産運用業におけるパラダイムシフトで紹介した週刊ダイヤモンドの特集「『投信』の罠 銀行・証券・郵便局の言いなりになるな!」の中の次のくだりです。

p.34の最下段
”ミスター・グロソブ”山内一三・国際投信投資顧問副社長はこう答える。
「信託報酬を引き下げても、お客さんにとって、大したメリットにならないと思う。それよりは販売会社とともに、セミナーなどを通じた情報提供に力を入れていくべきだと考える」


このコメントには多くの方が驚きをもって取り上げています。
「投信」の罠 たけくらべ

投信の罠Nightwalker's Investment Blog)

グロソブ(グローバル・ソブリン・オープン)の問題点(ris)

みなさんが驚き呆れています。もちろん、ボクも驚きました。


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| 資産運用 | 21:02 | comments(10) | trackbacks(2) | 
産業としての資産運用業におけるパラダイムシフト
最初にお断りしておきますが、纏まったオチがつくかどうか不安です。あくまで備忘録的な内容ですのでご容赦ください。

ボクはあるクラブに参加しています。I-OWAという企業が運営をサポートされている、クラブ・インベストライフというクラブです。2ヶ月に1回程度のペースで開かれるセミナーへの無料参加、毎月の会報誌が年間10,500円です。ここ最近、仕事の都合でセミナーは参加できていませんが、何度か出席したセミナーはなかなか勉強になりました。
毎月の会報誌ですが、30ページほどの冊子ですが各編集委員執筆のコラム、座談会など読み応えがあります。当然のことながら広告は一切掲載されていません。したがって、個別の金融商品が推薦されることも基本的にはありません。
この会報誌の11月号のなかで、印象的な表現がありました。編集委員の速水禎さんのコメントです。速水さんが「なぜファンドマネジャーになったのか」という問いに対しての答えです。

日本の資産運用業界はものすごく大きいインダストリー(産業)になる、とも感じていたんだ。


というものです。
この速水さんのご意見には共感を感じますが、果たして現状のままで、日本の資産運用業界は大きな産業となるでしょうか?
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| 資産運用 | 11:09 | comments(4) | trackbacks(1) | 
医療保険は入ってはいけない!
週刊ダイヤモンドの2006年11月18日号の山崎元さんの連載コラムで紹介されていたので読んでみました。(ダイヤモンドを定期購読しているのですが、山崎さんのコラムが目当てと言っても過言ではありません。)
公的健康保険の保障がかなりしっかりしていること、(医療保険に入ろうとする動機の)不安の中身が何なのか自分で考えること、など「なるほど!」と思いました。
しかし、単行本にするにはちょっと分量が少ないような。。。読みやすくて簡潔なのは結構なのですが。1,500円は正直高いような。。。。
これを読んで高い保険料を払わなくて済みますよ、ってことなんでしょうけど。

公的保険制度の中身について確認するには非常に良い本だと思います。
それから「がん保険」選びのチェックポイントは参考になりました。
こんなタイトルを付けた著者の方も「がん保険」は購入されているようです。

医療保険は入ってはいけない!
ダイヤモンド社
内藤 眞弓(著)
発売日:2006-07-27
おすすめ度:4.0



| 投資関連書籍の読書 | 10:05 | comments(7) | trackbacks(4) | 
「長期投資で資産形成」を学習する効用
ボクはもうすぐ34歳になりますが、時々感じることがあります。それは、

「もう少し早く長期投資で資産形成について学習したかったな」

ということです。ボクが学習を始めたきっかけは、結婚と子供の誕生でした。結婚するまでは、ちょこちょこと無駄遣いをしていたうえ、長期投資という発想は全くありませんでした。その点で、人生のこのイベントには感謝しています。ですから、自分より若い人にはなるだけ早い時期に長期投資で資産形成を考え始めることをオススメしたいと思っています。
そんななか、非常に共感したエントリがありましたのでご紹介します。
それは
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| 資産運用 | 19:11 | comments(5) | trackbacks(0) | 
猿が喜ぶ朝三暮四ファンド
しばらくぶりのエントリです。ちょっと仕事で疲れていたので休んでしまいました。
最近、評論家・山崎元さんがご自身のブログのエントリ、
マーケティングの付加価値と罪について
で多分配投信のことを「猿が喜ぶ朝三暮四ファンド」と名づけられいたのが印象的だったことで何かエントリを書こうと思っていました。ボクも何度か毎月分配型投信についてはエントリを書いてきましたが、ずーーっとなぜ売れるのか理解できませんでした。
しかし、最近その理解の助けとなる情報を得ました。少し売れる理由が理解できました。ネタ元は
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| 資産運用 | 18:20 | comments(3) | trackbacks(2) | 
マネックス証券について最近感じていること
最初にお断りしておきますが、マネックス証券は引き続きボクのメイン口座として活用していくつもりです。

以前からマネックス松本社長の講演を何度か聞いたりして強い共感を覚えましたので(投資を楽しむ♪(まろさん)このエントリにも心動かされました)、応援の意味で(ボクにとっては超異例の)個別銘柄投資を考えていた時期がありました。投資を考え始めた時期は株価が10万円を超えていたため、もう少し待とうかと思っていた矢先に、マネックス証券オリジナルのヘッジファンド投信アジア・フォーカスでのミスが起きてその頃に株価も下がったように記憶しています。(まろさんのこのエントリにコメントしました)
これ以降しばらく株価は10万円に一時的に戻したりしているようですが、8万円台まで売られることもあるような状況です。その間、個別銘柄として投資しようかどうか、ジム・クレイマーとまではいかないにせよ、マネックスの動きについてHomeworkしてきました。
結果ですが、個別銘柄としての投資は当分見送り。あくまで顧客として接する、という結論になりました。
その根拠とした最近のマネックスの動きをまとめてみます。

海外ETFの取扱に関してあまり積極的ではないこと(時間がかかりそう)、投信のノーロード化拡充の姿勢がいまひとつ迫力に欠けること(拡充の姿勢そのものは大いに評価していますが、ノーロード化された商品の魅力がイマイチ)で「応援しよう」という感じが急激に萎縮しました。
最初の点については
にじ@Rayさんの海外ETFについてマネックス証券にメールしてみましたと全く同じ対応をボクも受けて少しガッカリしました。
二つ目の点については
ファンド戦記さんのマネックスがノーロード投信追加!しかし…に全く同感でした。

ただ、この2点以上に残念だったのは(決定打だったのは)、あちこちで話題になっている仕組み債の販売です。
ゆうきさんの年利3.3%のドイツ銀行円建て社債の落とし穴に詳しく紹介されていますが、このような商品を販売するというのを知って愕然としました。(どうやら過去にも何度か同様の商品を販売した実績があるようですが。)おそらくある程度前から販売が決まっていた商品なのかもしれませんが、こうした商品の販売が続くと思うと「応援する」気にはなれません。

他にも
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| 資産運用 | 18:18 | comments(11) | trackbacks(5) | 
真の投資家教育
またmasaさんのブログ貯金生活。投資生活。のエントリを紹介させて頂きます。

銀行や証券会社は、「客が欲しがるもの」を提供しているという事実

実はボクも某SNSサイトの「投資信託」のコミュニティ(4,000人以上が登録しています。)に最近加入してmasaさん同様、愕然というか唖然というか、とにかくビックリしたのでこれに関連して何かエントリを書こうと思っていました。
一番の驚きは、毎月分配型の投信、分配重視の分散型投信を若い人が結構購入しているということでした。来月の分配金がいくらになるか、などのコメントが多く見られます。どんな投資をするのか、自由といえば自由ですし別に文句もありません。ただただ驚きました。「人気があるみたいなので、最初の投信はインド株にしてみました」とか「購入者増→純資産額増→分配金増かな?」とか驚かせてくれます。

masaさんはこのエントリで
金融商品を選ぶ上で「見せかけだけの有利さ」に惑わされないだけの投資家としての力量を身につけること。そして、そうした投資家を増やすために、「売り手側ではなく、投資家の立場に立った真の投資家教育」こそが必要なのだと思いますね・・・。

と締め括られています。

「投資家の立場に立った真の投資家教育」の必要性をボクも痛感します。
ところで、この「真の投資家教育」なるものは誰が供給するのでしょうか。

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| 資産運用 | 09:16 | comments(7) | trackbacks(7) | 
試みは面白いが果たして?
NIKKEI NETの記事です。

知財戦略で投資先選定、トヨタ系運用会社が株式投信

 トヨタ自動車グループの資産運用会社、トヨタアセットマネジメントは、知的財産戦略や研究開発戦略の優れた企業に投資する株式投資信託を設定する。特許に代表される知的財産や研究開発投資を評価することで、高いリターンを目指す。知的財産を前面に出した公募投資信託の設定は国内では初めて。11月27日から地銀や証券会社で募集する。

 特許評価やコンサルティングを手掛けるアイ・ピー・ビー(IPB、東京・港、増山博昭社長)が、特許出願件数や他社による引用件数などから知的財産を定量化。「財務・収益」「研究開発」「特許出願」の3分野を分析し、企業価値が持続的に向上する企業を発掘する。


アクティブファンドのアプローチとして今まで無かったのが不思議のような気がします。(他にもあるのかもしれませんが)
面白い試みだとは思いますが、ファンドの投資先は結局、自動車、電機、精密機器、医薬品などの企業に落ち着くことは容易に想像されます。
パフォーマンスとしてはインデックスと良くて良い勝負、あるいは(おそらく割高に設定される信託報酬などの)コストの影響も出てインデックスにアンダーパフォームということになるのではないでしょうか。
結果として、考えられるのは運用会社が普通の投信より高めの信託報酬を受け取れる、「売り手に美味しい」商品となる可能性が高いように感じられます。

こうした見方を覆すような際立ったパフォーマンスを叩き出してもらいたいものです。いったいどんな信託報酬になるのか楽しみですね。
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| 資産運用 | 18:45 | comments(0) | trackbacks(4) | 
経営戦略を問いなおす
ウチの会社は「戦略会議」とかいって研修センターに行くのが好きです。金曜日の夜に移動して一泊して土曜日一日会議が行われるのが典型的なパターンです。ただそこで語られるのは「現状」であったり、「予算」であったり、出席していて強い違和感を感じてました。どうやら、「中味」よりもそんな会議を企画実行したことが大事なようです。
そんな「戦略会議」が好きな皆さんに読んで欲しい本がこの本です。

経営戦略を問いなおす
筑摩書房
三品 和広(著)
発売日:2006-09
おすすめ度:4.0


「戦略」とは経営者の頭の中に宿るもの。サイエンスではなくアートである。戦略とは、作ったり為したりという能動的なものではなく、外部環境や偶発的に起こる事件から「読む」という受動的なもの、というのが著者の戦略観です。戦略の構成要素を、「立地」、「構え」、「均整」という三要素で説明されています。様々な実例画解説されていますが、なかでもサウスウエスト航空の分析などは説得力がありました。

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| Management (経営) | 12:08 | comments(0) | trackbacks(0) | 


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