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「お客様」って一体誰のことなんだろう?
JUGEMテーマ:ビジネス


こちらのエントリ でご紹介した、ボクの質問に対するトヨタアセットマネジメントの回答でどうにも腑に落ちない箇所がありました。
それは次の箇所です。


弊社は、「お客様第一主義」に基づき「お客様の立場に立った商品を提供」することを旨とし、良質な運用を低廉なコストで提供させて頂くことを目指しております。


トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド】を買い求める投資家の中には、「バンガード」という名前に魅力を感じている方が沢山いらっしゃると思います。バンガードの哲学として「バンガードの理念は投資家の皆様の投資結果に直接影響する運用管理コストを低く抑えることです。」と明確に表明されていますし、創業者であるボーグル氏もその著書で投資信託の保有コストがリターンに与える影響について、しつこいくらいに強調されています。ですから、【トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド】を買い求める投資家の多くは、純資産総額の増加にあわせた信託報酬の逓減を期待しているものと思います。ファンドの名前に「バンガード」と銘打たれている以上それは当然のことではないか、と思います。

にもかかわらず、トヨタアセットマネジメントにはこの期待に応える意向を、今のところ持っていないようです。
彼らの云う「お客様第一主義」って、一体?と、どうにも納得がいきませんでした。ここにもしっかり明記されているわけですが、我々保有者のナマの声を聞くという事実や、そうした姿勢があれば別ですが、今の彼らにそれを全く感じられません。そもそも、保有者とのコミュニケーションそのものを避けているようにさえ映ります。

しかし、本日レオス・キャピタルワークスのセミナーに参加して、もしかしたらそうなのかも、というヒントを得ることができました。(セミナーの内容はこちら で)

トヨタアセットマネジメントの云う「お客様第一主義」の「お客様」ってボクたち保有者のことを意味しているわけではない、

ということです。彼らにとっての「お客様」って販売会社なのかもしれない、そんな風に思いました。

信託報酬を逓減しようとすれば、販売会社にも取り分の削減を要請するような事態も考えられます。実際、こちらによると、10,000口当たりに年間掛かる費用177円のうち、108円と60%以上を販売会社が受け取っています。信託報酬の逓減を実現するには、ここに手を突っ込む必要が出てくるはずです。自分たちの商品を取り扱ってくれている販売会社を第一に考えれば、そんなことができるはずがない、というロジックなのかも・・・と思い至りました。その意味で、自社の取り分を削って信託報酬逓減を検討している住信アセットマネジメントの心意気に益々シビれました。(詳しくは こちら )

ボクはトヨタアセットマネジメントの真意が仮に上記のようなものであっても仕方無いことだと思いますし、イヤなら買わなきゃいい、売っちゃえばいい、そういう類の話だと思っています。
しかし、それでも、どうしても納得いかないことがあります。
それは、彼らが自社のファンドに「バンガード」の名前を銘打つことです。
「バンガード」の看板を引き続き掲げるというのなら、一度でもいいです、販売会社ではなく実際に投資信託を保有している人のナマの声を聞いてもらいたいものです。それこそが、本当の「お客様第一主義」ではないでしょうか。


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| 資産運用 | 23:50 | comments(8) | trackbacks(0) | 
コメント
その通りですね。
私もリバランス時にトヨタアセット・バンガード海外株式を売却して、他の投信に乗り換えを検討します。
また、トヨタアセットマネジメントが運用している投信を数種保有していますが、こちらも売却のリストに上げます。
ついでに、トヨタFS証券のその他の投信も解約を検討します。特定口座の手続き完了後にこれは行います。
トヨタ系とは縁を切ります。
| 愛犬クロリス | 2008/09/28 12:02 AM |
例えがおかしいかもしれませんが、小売業界だと、安売り競争が厳しく、販売窓口側の方が生産側を泣かせても安い商品をお客に提供しようとします(安いPB商品を自ら企画したり)が、投信業界では、そういう競争が起こっていないんでしょうね(ネット証券の台頭で多少は進んだ? ノーロード化とか)。運用側を泣かせてでも低コストの商品を開発させる程の動機が販売側には希薄?

金融商品を買う顧客の方も、スーパーで買う「食品1個いくら」というのを頻繁に行うのと、金融商品の「買付手数料○%、信託報酬年△%の商品を□万円分購入する」というのを1度(もしくは自動積立で)行う、のとでは、何か意識が異なり、後者では「もっと安くしろ」という感覚になりにくいのかも。

投資とか保険とかだと、売る側の言いなりになりやすい、という気がします。特に初めて買う時は。保険なんかそのまま一生のお付き合いになってしまうことが多そう(解約したくてもネット等で簡単に手続き済ますのは無理そう。担当の方と顔合わせて気まずい遣り取りするのを考えて諦める、とか)。

とはいえ、売る側の思うがままになっている限り、低コスト競争は起きにくいでしょうね。
| konan | 2008/09/28 6:53 PM |
コメントありがとうございます。

>愛犬クロリスさん、

ボクは、追加で買付ることはありませんが、保有分に関しては今しばらく様子を見るつもりです。

>konanさん、

よく語られるお話ですが、投信業界では販売会社が非常に強い立場にあるそうです。「売ってやっている」ということのようです。ただし、長期的にはこうした流れは変わっていくものと思います。
| rennyです | 2008/09/29 7:01 AM |
そうですね。少し冷静に考え保有分の売却は、保留とします。
| 愛犬クロリス | 2008/09/29 10:34 AM |
すばらしいエントリーですね。勉強になります。
自分もトヨタアセットVG保有していますが、追加投資を控えようと思います。今度からはSTAMグローバル株式を買うことにします。
| boshi | 2008/09/29 3:22 PM |
コメントありがとうございます。

>愛犬クロリスさん、

ボクはしばらく様子を見るつもりです。そんなに長くは待つ気はありませんが。乗り換えに丁度良い、バンガードのETF・インデックスファンドの日本上陸を待とうと考えています。

>boshiさん、

ご自分でよくお考えになってご判断くださいね。
| rennyです | 2008/09/30 12:11 PM |
セゾンが出来たおかげで、このバンガードについてはいまや信託報酬の割高さが目立つファンドとなってしまいましたね。私は1万円だけ購入して保有をまだ続けていますが…

トヨタ系の場合、グループ会社のファンドを含め、その意義がよくわからないファンドが結構あるきがします。これはその中でもましな方なのでしょうが。
| 新幹線 | 2008/10/01 1:06 AM |
新幹線さん、コメントありがとうございます。

>このバンガードについてはいまや信託報酬の割高さが目立つファンドとなってしまいましたね。

そうですね。でも、トヨタアセットの方は、割高だとは思っていないようです。
| rennyです | 2008/10/02 9:51 PM |
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