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「浪花のおふくろ」の心意気を感じてきました
JUGEMテーマ:ビジネス


昨日から大阪に来ています。ということで、昨日大阪市内で催された、浪花おふくろ投信のセミナー「財産作りは時間をかけて投資信託と二人三脚でいこう♪」に参加してきました。セミナーの感想を書く前に、それに関連して一つ御紹介したい件があります。

ボクは以前からWebサイト"個人投資家のための投信資料館"のメルマガを購読しています。(こちらから購読申込できます)
このメルマガの"タカハシくんの投信生活"という連載を楽しみにしているのですが、最新号で次の内容が掲載されました。

「独立系運用会社 その2」



兄弟というかクローンというか、どれもあまりに似たファンドで、個別に議論する意味が感じられなかったのです。


この見方に至ったのは、3つのファンドに組入れられているファンドの重複があることが大きく影響したのでは?と思いますが、こういう意見をお持ちの方がいるのは理解できます。
なお、組入れファンドについてのボクの意見は、「おらが町投信」、ボクはこう考えます。をご覧下さい。
しかし、次の指摘には大いにギモンを持ちました。

これだけ類似点が多いのならば、会社も1つ、社員も3分の1にすればよかったのではないかと思ってしまうのは、ちょっと意地が悪いでしょうか。(そうすれば、会社の運営費は安くなり、信託報酬も下げられることでしょう。)


3つの会社を一つに纏めることと、社員を3分の1にする、ということは同列に語るに無理があります。ファンド・オブ・ファンズの形式を取ることで運用に係わる人員の数を抑えることができているわけで、実際に「おらが町投信」各社は実に小さな単位で活動されています。ですから、この議論は「意地悪」というよりも

無茶苦茶です。

とはいえ、こうした考え方も理解できます。もし本当に、この意見のように3社が皆ほぼ同じでクローンのようであれば、1社に集中して頑張る、ということも一つの選択肢かもしれません。でも、1社に纏まれば信託報酬が抑えられる、というのは無茶苦茶です。そこで、今回のセミナーで確かめたかったのは、浪花おふくろ投信が他の2社とどのくらい似ているか、ということでした。

それと、この件と今回のセミナーに関してもう一つ。
もしも、彼らの呼びかけ通り「長期投資」をすると仮定して、FoFを通じて投資することで、毎年0.2%(1%弱のFoFへの信託報酬で、資産の1/4程度がさわかみファンドに投資していたとすれば、このくらいが「さわかみ」分の費用だという計算です。)の信託報酬が余計かかるのだとしたら、20年で、およそ4%のコスト負担になります。それならば、いっそのこと、彼らが「代理店」として、1%の販売手数料で、「さわかみファンド」を売ってくれたほうが、実は、圧倒的に「ローコスト」になります。


という指摘です。今回のセミナーには澤上社長も参加されていたので、これに絡んだ「何か」を得たい、というのもセミナー参加の目的でした。

まず、最初の点から見ていきましょう。

「浪花おふくろ投信は、かいたく投信とどのくらい似ているか」

ボクはかいたく投信の森本さんと何度かお話させていただいたり、セミナーに出席したりすることで、かいたく投信のルーツ、きっかけを把握しているつもりです。(楽知ん投信のルーツ、きっかけについては、まだ直接お聞きしていないので・・・)
関連エントリ:
 かいたく投信の皆さんとお会いしました。
 かいたく投信主催セミナーに参加してきました #1、 #2

今回のセミナーでは浪花おふくろ投信の石津さん、中井さんが、なぜ「浪花おふくろ投信」設立に邁進されたのか、その理由について時間をたっぷり使ってお話されました。中井さんは長年経営してきた税理士事務所を若手の方に事業承継して、この6月から本格的にジョインされたそうです。理念、考え方の点で、かいたく投信・森本さんと共通する部分は沢山あるように感じたのは事実です。しかし一方で、行動のきっかけになった出来事や想いは全然別のものではないか、とボクは感じました。
組入れファンドは似ているかもしれません、設立に際して同じ激励文が掲載されているかもしれません、同じようなメッセージを投げかけているかもしれません、・・・
しかし、ボクには全く別の想いで動いている二つの会社に映りました。
ですから、外見が似ているから一つの会社でやれば、というのは無茶苦茶ではないか、と改めて痛感しました。
全く別の会社だけど、理念・哲学を共有して切磋琢磨していく、こっちのほうがずっと面白いぞ、というのがボクの意見です。

次の点。
「さわかみファンドの販売代理店をやればいいんじゃないの?」について。
今回のセミナー盛況でした。一方で感じたのは、関西では【さわかみファンド】の知名度、浸透というのは今ひとつかな、ということです。ということは、こうした意見も確かにアリな話なのかもしれません。
しかし、これを変えるということは無いように、ボクは考えています。
随分前に澤上社長に直接お聞きした際に「直販」への強いこだわりを感じました。(澤上社長の講演
今回のセミナーでも、そのタイトル「財産作りは時間をかけて投資信託と二人三脚でいこう♪」ということ、投資家と投信会社との共同作業、信頼関係ということを何度も強調されていました。こうした関係を築くには「販売代理店」では限界がある、とも思います。

今回のセミナーの質疑応答で「独立系の経営者が変わってしまったらどうなるんですか?」という質問がありましたが、澤上社長はこの点について特に熱心に説明されていました。「なぜこの会社に集まったのか」その理念・哲学を会社のDNAにするべく努力している、と。【さわかみファンド】はある程度大きなサイズになりましたし、これからは、さわかみ投信が「変わってしまわない」仕組みづくりが非常に重要になってきそうです。【さわかみファンド】の新しく長期投資仲間を増やすこと以上に注力すべきことなのかもしれません。
こういうことを書くと、上の話ともつながってしまうかも。各地に「おらが町投信」が出来てそのファンドが【さわかみファンド】を買い付けてくれる・・・そういう側面はいくらかあるのは事実でしょう。澤上社長は「おらが町投信」のFoFが組入れるファンドは20くらいになるだろう、ということも言われていました。ですから、上記で御紹介した観測のようにFoFの1/4程度が【さわかみファンド】で占められるというのは、選択肢が数少ない間の過渡的状況だと思います。「おらが町投信」の数が増えて、その運用する資産規模が拡大し、買い付ける力が強まれば、放っておいても「運用野郎」のブティック・ファンドが出現すると思います。もう一つ付言すると、こうした「おらが町投信」設立に必要な人的資産をさわかみ投信の協力で得て初めて実現している面も非常に大きいのです。こうした人的資産の協力もさわかみ投信に拠らざるを得ない、というのも現在の過渡的な状況の背景にあると思います。

纏まりを欠いたレポートで大変申し訳ありません。ボク個人的には、誰かのファンド、それがどんなに共感できるようなファンドであったとしてもそれを「代理」で販売するスキームよりは、「直販」の方がずっとずっと「二人三脚」感、「共同作業」感を感じることが出来ると思います。

セミナーの中味・感想が乏しいので印象に残った点をいくつか。

浪花おふくろ投信・中井さんのコメント「長期投資は子育てに似ている」(・・・だから「おふくろ」?というのはボクのカンです)というお話。ボクはまだまだ子育ての何たるかを理解しているとは言えませんが、理念・哲学が大事なのは全く同じかな、と思いました。

もうひとつ。きっと出るだろうなぁと思っていた質問。

「『おらが町投信』というわけだからいずれは地元企業にも投資するの?」

これに関しては、明確に否定されていました。
(地元企業だから、という理由では無く)本当に社会にとって必要で応援したい企業に投資することでまず経済的自立を目指す、それを達成して本当に地元で応援したいことにおカネを使いましょう、という回答をされていました。

もう一つ。澤上さんの痛烈な一言。
「今の大人はだらしない!年金が不安だ、将来がどうなるのか分からん?
自分のことばかり。自分たちの子供・孫、次世代のためにどんな風な社会をのこしたいのか。それを考えましょう。」後半のコメントはよく耳にしていましたが、「今の大人は自分のことばかり。」強く印象に残りました。

今回のセミナーに参加して、このブログでやってみたいな、と思うことが幾つか出て来ました。簡単に実行できること、ちょっと手間のかかること、色々ありますがボチボチ取り組んでみたいと思います。


最後に。セミナーの会場で「かえるの気長な生活日記。」のかえるさんとお会いしました。どんなレポートをお書きになるか楽しみです。

<お知らせ>
「おらが町投信」各社のWebサイトをご参考まで。

浪花おふくろ投信
かいたく投信
楽知ん投信


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| 投資関連セミナー | 19:19 | comments(5) | trackbacks(0) | 


コメント
>(楽知ん投信のルーツ、きっかけについては、まだ直接お聞きしていないので・・・)

楽知ん投信取締役 秋田さんの書かれた新書『自分でトコトン考えるための勉強法』のあとがきを読んでいただくと,ルーツやきっかけが,詳しく書かれています。
http://www.lactin.com/store/cgi-bin/shop/goods_detail.cgi?CategoryID=000007&GoodsID=00000073

ぼくが編集者として関わった本でもあるので,宣伝させていただきました(^^;)
http://gangesriver.blog122.fc2.com/blog-entry-55.html
| ガンジー | 2008/06/19 9:13 PM |
さわかみさんは勉強会で,いまの日本の個人金融資産1500兆円のうち,すくなく見積もっても数十兆は投資に流れ込む,と予測していました。
その中の数%が独立直販に流れてくるとしても,そうであるなら,3社どころか30社あったって,各社預かり資産数十億〜100億以上で,十分,安定経営軌道に乗ってしまいます。

いずれ,人気が爆発するときがくる……というのが,澤上さんの読みのようです。
あまりせこせこ近視眼的にならず,そういう大きな時代の流れの中で考えてみると,また違ったことが見えてくると思います。
| ガンジー | 2008/06/19 9:18 PM |
「経営者が変わった時は?」の答えは、熱かったですね。
目先だけではなく、将来にも向けて考えておられ、思わず投資したお答えでした。
おふくろ投信もその心意気をしっかりと受け継いでくれていると思うので、楽しみに見ていきたいと思います。


で、ファンドの相似点についてですが、3つに投資していくのであれば問題とは思いますが、
大手の投信を見回すと、古いか新しいだけで同じような商品構成で高い投信が販売されてきたことが、何故問題にならないのか疑問に思います。

と言うか、少し言い分が無茶苦茶過ぎますね・・・・・。


あと、rennyさんの思いつき楽しみにお待ちしております♪
| かえる | 2008/06/20 8:07 PM |
長期投資型投信を見ていると僕はスマップの「世界でひとつだけの花」の歌をイメージしてしまいます。
それぞれの会社が自分の信じる哲学でそれぞれの花を咲かせている。
選ぶほうは豊富な花畑の中で自分の好みのブレンドのファンドを選ぶ。
日本の投資文化としてもまさしく花開く感じで楽しい世の中になるのではないかと思いますね。
理屈で考えて批判ばかりしている人には理解できない世界でしょうけどね^^;
| アイポン | 2008/06/21 8:28 AM |
コメントありがとうございます。

>ガンジーさん、

参考になる情報ありがとうございます。

>>いずれ,人気が爆発するときがくる……

そうかもしれません。ボクはじわっ、じわっと変わっていく姿をイメージしています。いずれにせよ、変わると思います。

>かえるさん、

>>「経営者が変わった時は?」の答えは、熱かったですね。

確かに。自然と拍手が沸きあがりましたものね。

>>あと、rennyさんの思いつき楽しみにお待ちしております♪

http://renny.jugem.jp/?eid=633

がまず第一号です。その他のアイデアもあるのですが、しばしお時間を。

>アイボンさん、

>>日本の投資文化としてもまさしく花開く感じで楽しい世の中になるのではないかと思いますね。

このご指摘に強い共感を覚えます。他の誰にも似ていない、でも魅力的なそんな花を咲かせたいですね。
| rennyです | 2008/06/21 10:32 AM |
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