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【新版】内藤忍の資産設計塾─あなたとお金を結び人生の目標をかなえる法
JUGEMテーマ:ビジネス


マネックス・ユニバーシティの内藤忍さんの最新作です。

「資産設計塾」シリーズの第一弾、内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法の【新版】です。
ボクはこのシリーズの第一弾(以下【2005年版】と表記します。)が発売された直後に、読んだのですが、「目からウロコ」という感覚を味わい、資産運用についての考え方を大きく転換させました。そういう意味で、非常に大きなインパクトを受けた一冊でした。そういう理由で?、個別銘柄の短期売買を繰り返している自分の家族の一人に、「この本で勉強してみたらどう?」とこの本を貸してあげました。(まだ返ってきていません。)
したがいまして、今回出版された【新版】と【2005年版】とを読み比べていません。その点、予めご了解ください。

この本を通読して感じるのは、非常に整理されている、分かり易い、ということでしょうか。そして、特にユニークだと感じるのは、「始める前の心構え」からスタートしていることです。
「なぜ資産設計が必要なのか」
「資産設計を無理なく続けるためのポイントは何か」
ということについて、しっかり説明がなされています。こうした「心構え」こそが「理論」と「知識」の土台となるものとして、内藤忍さんが特に重要視されていることが窺えます。実際に内藤忍さんのセミナーを数回聴講したことがありますが、セミナーでも同じようにこの点を特に強調されているように感じます。

「第3章 個人投資家が使える12の金融商品」が、【2005年版】から随分と様変わりしたものと思われます。選択肢が増えたんでしょうからね。この中で株式の個別銘柄投資を「充分に勉強して最後にやる投資」として紹介されているのが印象的です。資産設計において、有効なツールとなり得る金融商品について詳しく説明されており、大変参考になります。

「第4章 実際に運用するための6つのプロセス」で、内藤式標準的アセットアロケーションのベースになった考え方が説明されています。株式にxx%、債券にyy%という配分も注目すべき点ですが、それ以上にその配分に導いた考え方・プロセスが特に参考になるように思いました。

もう一つ、印象に残った点があります。それは「第5章 資産設計をさらに充実させる9つのポイント」で、「住宅ローンとの付き合い方」の箇所です。「住宅ローン返済と資産運用のどちらを優先すべきか」(215ページ)に対する、内藤忍さんのご意見です。ご興味のある方は、この本で確かめられてはいかがでしょうか。ボクは内藤忍さんの意見に賛成です、というか実践中です。

この本を通じての印象ですが、「資産設計」「資産運用」の入門書としては非常に中身の濃い良書だと思います。大変実践的な内容です。しかし、株式の個別銘柄投資を「充分に勉強して最後にやる投資」として紹介されている通り、非常にドライな面もあります。
ボク自身の資産運用において、この「資産設計」の考え方を実践している部分も大きく「コア」とも言うべきものです。でも、「資産運用」を考えた際、それだけではナンだか味気ないなぁ、とボクは感じます。自分なりの想いを込めた「投資」(=主として「おらがまち投信」の応援など)をボクは引き続き「サテライト」として実践していくつもりです。この辺は人それぞれに違った考えになると思います。
こうした点を「資産設計塾」シリーズに盛り込むとポイントがぼやけてしまうでしょうけど、この実践を無理なく続けるには幾らかウエットな面もあって良いような、そんなことをちょっぴり感じました。もちろん、そういうウエットなことは「資産運用」以外でどうぞ、って意見も多数あるでしょうね。

関連エントリ: これって「私塾」かも。

ついに発売開始 【新版】資産設計塾
from SHINOBY'S WORLD


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| 投資関連書籍の読書 | 09:33 | comments(4) | trackbacks(3) | 


コメント
rennyさん

早速お読みいただきありがとうございます。

新版ではご指摘の通り、生命保険や住宅ローン、実物不動産投資なども取り上げましたが、一番大きな変化は心理的な面を1章にまとめて最初に持っていったことです。

rennyさんのご指摘の通り、株式投資については否定しているのではなく、勉強してからはじめても遅くないという考え方ですが、投資の初心者の方の一番多い失敗が最初から個別銘柄を購入してしまう、ということにあるので敢えてこのように書いています。

投資には様々な考え方があると思いますが、人生の目標を達成する手段としてどうするべきか、という視点を一貫させて書いてみました。

また機会があったらお会いしましょう。

Shinoby
| Shinoby | 2008/05/25 10:15 AM |
rennyさん,こんにちは。
僕も今じっくり読ませていただいているところです。

先日の千葉でのセミナーに参加した時にも感じましたが,内藤さんが,最近投資家の心理面の重要性にフォーカスを当てている点がよく分かりますね。確かに普段から人間の(自分のと言った方が良いかもしれませんが)行動パターンなり心理を多少でも意識しておくと実際の行動時に多少なりとも冷静な判断をしようと思うのでないかと僕も共感しましたので,第1章で書かれている点はもう少し自分なりに勉強して日頃から意識できるようにしておきたいなあと考えています。

また第3章にあるようにここ数年で投資家が選択できる商品が広がってきていることは良いことですが,これからも良い商品が開発され導入できる環境になるよう期待したいですし,動くべきときは微力でも動きたいなあと思います。
それにしても,住宅ローンと生命保険(長期投資家は必ずしもそうではないでしょうけれど)は日本ではおそらく大多数の個人にとって購入する商品の両横綱と言っても良いものでしょうから,もっと意識をしていくべきでしょうね(住まいに関しては,僕も現在は賃貸ですが,ただ,経済的側面だけでは考えにくい点がなんとも・・・)。

あと,今回リンクをさせていただきましたのでご報告させていただきます。
| deniz | 2008/05/25 11:32 AM |
こんにちは。
内藤氏の本は
定期的に読ませて
頂いております。

自身でも将来の年金不安や
足音をたてて忍び寄る
医療費の自己負担率増加さらには
消費税の来るべき増税などに
備え自己年金作りの一環として
将来への資産形成の必要性を
感じております。

株式や投信は価格変動をもったリスク性資産
だけに、元本保証の預貯金もリターンは
少ないもののある程度の比率は、
資産配分をしながら
同時に長期保有で臨んで
います。
もちろん将来の結果は自己責任という事になりますが・・

個人的にはあわてず急がず
それでいて市場から逃げ出さずで
臨んで行きたいです。
| 九州FP | 2008/05/25 9:09 PM |
コメントありがとうございます。

>Shinobyさん、

>>投資の初心者の方の一番多い失敗が最初から個別銘柄を購入してしまう、ということにあるので敢えてこのように書いています。

この点は確かに重要ですね。「いかに続けるか」ということに、今回特に重きを置かれているように感じます。

>>投資には様々な考え方があると思いますが、人生の目標を達成する手段としてどうするべきか、という視点を一貫させて書いてみました。

一貫性は強く感じました。ですから、テキストの一冊としてオススメできると思います。

>denizさん、

今回の本には、「資産設計をこれから始めよう」という人はもちろん、既に始めた人に「頑張って続けましょうね!」という人にも配慮された内容だと感じました。既に始めている人にとっては、自分流にカスタマイズする部分、しっかりと維持する部分を考えてみる機会を提供してくれますね。

>九州FPさん、

>>あわてず急がずそれでいて市場から逃げ出さずで臨んで行きたいです。

そうですね。相場の荒波の中、自分を見失うことなく市場に留まるための修養として、この本は読み返す意味が大きいかもしれませんね。
| rennyです | 2008/05/26 7:11 PM |
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内藤忍著「新版・内藤忍の資産設計塾〜あなたとお金を結び人生の目標をかなえる法」を読んだ。
| ホンネの資産運用セミナー | 2008/05/27 12:49 AM |
内藤忍批判の底の浅さについて
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| のらFPのブログ | 2008/06/21 4:07 PM |