JUGEMテーマ:Global Investment
こちらでご紹介の通り、『厳選投資』を毎月買付けています。
『厳選投資』は、スパークス・新・国際優良日本株ファンド
の愛称です。
その『厳選投資』を定点観測するシリーズです。
『厳選投資』は2008年3月に設定されていますが、あまり昔を振り返っても仕方ないので、この部分はウオッチの起点を2014年6月とします。
『厳選投資』、13ヶ月連続の資金純流入となりました。
2015年7月からの数ヶ月の受益権総口数の異常な増え方をご覧ください。
これは無茶苦茶な販売がされたことが影響しているとボクは見ています。ファンドの方針、特徴を共有できていない投資家にまで販売されていたのではないか、と考えてしまいます。
そうしたことが影響したのか、
2016年7月から16か月連続で資金純流出
となっていました。
しかし、2017年11月、ようやく純流入に転じました。
で、13ヶ月連続の純流入。
ただ、これまでの軌跡を見る限り、全く安心できません。
いずれまた、長期に亘る純流出となる可能性を常に孕んでいる気がします。引き続き注視したいと思います。
では、このファンドの特徴、素晴らしい月次レポートをチェックしてみます。
月次レポート です。 過去のレポートも見られます!
組入れ状況から見てみます。クリックで拡大します。
前回 はこうでした。
上位5社の顔触れに変化はありませんね。
今月はこのファンドにおける「ブランド」についての考え方が大変詳しく説明されています。
「ブランド」は、「地域や文化的な違いに関わらず普遍的に使用される商品」で「世界に通じる商品」であることが重要です。例えば、
つづき は月次レポートをご覧ください。
このようにファンドがどのような観点で投資先を評価するか、について根幹となる考え方が説明されているのは非常に大事なことだと思います。こうした姿勢は個人的に高く評価していますし、ファンドへの信頼感が更に高まります。
ただ、もう一つ。
アクティブ・シェア、
ぜひ公表してもらいたいものですね。
先月も書きましたが、書き続けます。
このファンドがアクティブ・シェアが非常に高くなっているのはよーく分かっています。だからこそ、その数字を示す、示し続けることに大きな価値があると思うんですよね。
パフォーマンスです。
続いて、つみたてシミュレーション です。
ファンドの設定以来、毎月末に10,000円ずつコツコツ買い付け続けたら2018年11月末にどうなっているか、その行動を開始した月によってどのように違いが出るかを試算したものです。このシミュレーションの起点は2008年3月末とします。
さて、ボク自身のこのファンドのinvestの実際はこんな感じです。
2016年12月に他のファンドの解約資金の一部でスポット投資しています。
2018年11月末の評価額(時価)は、投資累計額の+32%となっています。
前月末は+26%、2017年11月末は+30%でした。
以上
次回をお楽しみに。