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帝国繊維への株主提案、否決!

JUGEMテーマ:Global Investment

 

 

当ブログにはじめてお越しの方へ (2018年3月)

 


 

 

 

 

ボクが毎月買付けているファンド(詳しくはこちら)の1本に、

 

スパークス・日本株式・スチュワードシップ・ファンド

 

があります。このファンドに組み入れられた投資先の1社が

 

帝国繊維

 

です。

 

その帝国繊維に対して、ファンドを運営するスパークス・アセット・マネジメントが、株主総会で「株主提案」を行いました。

 

スパークス: 帝国繊維株式会社(証券コード: 3302 ) に株主提案

 

結果は↑のツイートの通り「否決」されました。

 

帝国繊維のバランスシートを見て、ボクが最も奇異に感じたことは・・・

 

 

2017年12月期の有価証券報告書 によると

 

総資産 647億円に対して

ヒューリック(上場) 株式の評価額が

225億円に達していることです。

総資産のうち 約35%を占めています。

時価が日々刻々と変動する上場株式を、しかも、1社の株式を保有するというのは、何と言いましょうか、いやもう何もいえねぇ。

さらに、現預金+有価証券が188億円あります。

現預金+有価証券+ヒューリック株式 で 総資産の

 

64%

 

に達しているのです。

 

過去10期分の有価証券報告書をちょっと調べてみました。

業績の推移はこんな感じです。

 

帝国繊維 業績推移

 

2013年12月期、2014年12月期にピークを迎え、そこからはガクンと減収、利益はピークから半減という印象です。防災需要が急激に増えて、それが沈静化したことによるものだと思われます。

 

さて、今回の株主提案に対して取締役会は次のような説明で反対しています。

 

 

 

当社が今後さらに注力すべき新たな防災関係の商材開拓・事業展開においては、災害の大規模化や多様化に伴う需要拡大への対応に加え、急速に進む高度化・専門化への対応が極めて重要であります。当社としては、このような防災事業の需要拡大や進展に合わせ、長期的な視点に立ち、当社の防災事業を継続的に成長させることを目指しております。したがいまして、このような防災事業を中核に据えて成長を目指す当社にとって、盤石な財務基盤は、事業展開と社会的信用の貴重な裏付けとなるものと考えております。

 

http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04273/4566861d/f6a5/4de7/aef8/5e6a4eb433c1/140120180307484544.pdf

 

 

 

これを読んで、気になったのはここ最近の研究開発費、設備投資の状況です。

こんな感じでした。

 

帝国繊維 研究開発費、設備投資

 

直近10期の研究開発費の平均は 101百万円

設備投資の平均は 433百万円。

ちなみに、2008年12月期の設備投資 740百万円のうち、578百万円は鹿沼ショッピングセンターに投じられたもので、おそらくたぶん防災事業とは関係が無いものと見られます。

2014年12月期の設備投資 955百万円のうち、561百万円は日本橋二丁目再開発事業に投じられたもので、これまた防災事業とは関係が無いものと見られます。

この様子を見る限り、防災事業ではなく不動産に関わる設備投資により積極的な姿勢を感じます。

 

直近10期の配当金の平均は 625百万円。

非常に荒っぽい計算ですが、設備投資、配当支払いが済んだ後で毎期10億円程度が現金として積み上がっていくような感じです。

 

現預金+有価証券+ヒューリック株式の推移も見てみましょう。

 

帝国繊維 歪なバランスシート

 

2014年12月期末には 現預金+有価証券+ヒューリック株式 が総資産の約7割を占めていたので、ここからするとちょっぴりマシになったのかもしれません。再び、招集通知を見てみます。

 

 

 

株主提案においては、当社が保有するヒューリック株式会社の株式に関する言及がありますが、 同社の株式は、これを短期的な視点で売却するのではなく、今後の持続的な成長の財務的基礎の一部とするとともに、防災事業の展開のためのヒューリック株式会社との関係構築に活用することが、当社の企業価値向上に資するものと考えます。

 

 

非常に抽象的な説明に終始していると感じます。

ヒューリックの株価は、会社側、経営者が全くコントロール不可能です。それが会社資産の3割以上を占めるのは異常です。取締役会はこの株式保有が企業価値向上に資するというのであれば、この株式保有がどれだけの利益を会社にもたらしているのか、その見通しはどうなっているのか、具体的な数値を使って説明するのが、取締役の最低限の責務ではないでしょうか。異常に歪なバランスシートを維持するのであれば当然のことのように感じます。

 

ですから、

 

決算説明会くらいは設けるべきでしょう。

東証一部上場なんでしょう。

 

 

スパークスの今回の行動は無駄なものではなかったと思います。

ファンドの受益者として、引き続き、

粘り強い「対話」を期待しています。

 

 


 

foy2017ttle

 

 


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| スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド ウオッチ | 07:25 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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