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コムジェストさんへの訪問で、アクティブファンドの選び方を再確認できました。

JUGEMテーマ:Global Investment

 

 


当ブログにはじめてお越しの方へ (2016年3月)
 


 

 

本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>でもお世話になっている

 

投資を楽しむ♪”のまろさんが、コムジェスト・アセットマネジメントさんへの訪問の機会をつくってくださいました。

 

https://comgest.co.jp/

 

 

コムジェストさんのお話をお聞きするのは約1年ぶり2回めです。

 

【セゾン資産形成の達人ファンド】コムジェストを徹底分析!〜ニッポン編〜

 

 

前回のお話で「コムジェストさんにお金を託せる縁が持てたことを嬉しく思いました。」と感じましたが、今回の訪問でいっそう強く感じることができました。


 

 

コムジェスト・グループを紹介する約60ページの資料を頂いたのですが、一番最初のスライドに全てが凝縮されているように感じられたので、そこに書かれた内容をテキストで載せておきます。

 


 

 

長期投資

 

― 持続的なEPS成長は、優れたリターンにつながる

 (リスクは平均以下)と考える

― 株式の保有期間は平均5年

― ESG調査・分析を活用

― 常に長期的な視点を維持

 

 

規律の順守

 

― 確信度に基づく銘柄選択

― 集中型ポートフォリオ

― アンコンストレインド=指数からの独立/高いアクティブ比率

― 徹底したチーム運用

 

 

独立性

― 1985年の設立以来、役職員・創業者が株主

― パートナーシップ文化(顧客、投資先企業、社員)

― 株式アクティブ運用に特化(クオリティグロース)

 

 

国際性

 

― 本拠地:フランス・パリ

― 香港、ダブリン(アイルランド)、東京、シンガポール、デュッセルドルフ(ドイツ)、アムステルダム(オランダ)、ボストン(アメリカ)、ムンバイ(インド)に拠点 *ムンバイは専属リサーチ会社

― 約140人の社員の国籍は20カ国以上

― 投資戦略:グローバル、地域別、及び国別

― 多様かつ国際的な顧客基盤

 


 

グループ全体で運用資産合計は2016年12月末時点でUS$230億(約2兆6,775億円)。うち、エマージング市場がUS$140億を占めています。

 

運用に携わるプロフェッショナルは 42人。

コムジェスト生え抜きの人材と外部から加わった人を上手くミックスさせているとのことですが、最も重要視されることは「チームワーク」。担当している地域、企業を問わず、チーム全体で密なコミュニケーションを図る、とのこと。日本の会社を調査する場合、米国、欧州、新興国で比較対照すべき会社が無いか、適当な比較対象があればチームで調査する、というのが強み。こうした連携は人事考課でも重視される要素になっているそうです。

 

「チーム」という意味で特に重要な規律が「全員一致」。投資戦略ごとに投資先候補として密にモニターすべき約150社を「投資ユニバース」とコムジェストでは呼んでいるそうですが、その「投資ユニバース」に追加するのも、削除するのも、その戦略に携わるプロフェッショナルの「全員一致」が必要だそうです。このルールが結果の再現性を高め、キーマンリスクを低くするという思想が根っこにあるからです。こうした独特の「人」「チーム」に対する価値観があるので、人材の採用にも非常にたっぷり時間をかけるとともに、新たに加わった人が如何に経験豊富であろうともコムジェスト入社後最初の職務はアナリストといったことになるそうです。メンバー同士が競争するのではなく、共創することを目指すのが、コムジェストの(目指している)企業文化だということです。

 

投資先候補の選別にも十分な時間をかけるようです。5年先を見越して利益成長率の年平均が10%以上(=「クオリティグロース」)となるかどうか、それを見極めてそれを確信できるかどうか、その確信が一定程度高まるまでは「投資ユニバース」には入ってこないため、最初の会社訪問から数年かけて投資開始という事例もあるそうです。2,3ヶ月の検討で投資に至ることは無い、とのことでした。これだけ時間を掛けるもう一つの理由は、その投資先候補が「誠実かどうか」という点に高い優先度を置いているからだと思われます。

 

「自分ならこのビジネスに取り組むだろうか」

「そのビジネスに取り組むとして、この人たちと一緒に取り組みたいか」

 

ということを問いかけるそうです。

 

最後に来る問いが、この価格(=株価)で投資するべきだろうか、だと。

 

 

ESGについても詳しく説明していただきました。ボクの解釈ですが先の「自分ならこのビジネスに取り組むだろうか」という問いをクリアした時点で一定のスクリーニングが済んでしまっているように思うのです。ここで基準をクリア、ということになれば、ESGの面で足りない部分はむしろ伸び代になるのではないか、と。コムジェストでは、投資先候補の本源的価値算出の割引率でESGの要素を考慮しているとのことでしたが、そこに通じているものと思います。

 

このようなプロセスを経て投資に至った投資先ですから、長期で保有するケースが増えるのは当然のことでしょう。一方で、投資後も「クオリティグロース」であり続けているか、という検証を絶えず続けるプロセスもあります。投資先を担当していないプロフェッショナルから、投資先に対する問題点や疑問を担当者に定期的に投げかけるようにしているそうです。

 

コムジェストのPeople、Philosophy、Processへの理解を大いに深めることができました。これらを基にしたPortfolioが、「クオリティグロース」と呼ぶに相応しい会社で構成されているかをもっと実感できれば良いなあ、と感じました。その実感が高まれば、ファンドの投資家もPerformanceへの確信度をさらに高めることだろう、と思います。

 

― パートナーシップ文化(顧客、投資先企業、社員)

 

とありましたが、上記のPhilosophy、Processを理解すればするほど、顧客=投資家とのパートナーシップも特に大事な要素だと感じました。相互の長期の信頼関係が無いと成果を得るのは困難だろう、と。要は、ファンドへの突然の膨大な資金流入、資金流出なんかがあったりしたら最悪だ、ということです。その意味で、当面、日本では今の形でじっくりと支持を広げていくことを期待しています。

 

もう一つ期待したいのは、より積極的な情報発信です。「株式投資とは?」、「株式投資をプロフェッショナルに託すことってどうなの?」ということに真正面から答えているような運用会社だと強く感じたからです。パートナーのセゾン投信の皆さんにも、そのサポートを期待しています。

 

コムジェスト・アセットマネジメントの渡邉敬さんのインタビューをWebで発見しましたので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

 

スタープレイヤーに依存せずチームで成果を残す組織にある「透明性」と「当事者性」とは | Biz/Zine(ビズジン)

 

リーダーが「哲学を説き、プロセスを教える」組織が、“外資系金融の常識”を打ち破る理由 | Biz/Zine(ビズジン)

 

 

渡邉さんのインタビューを読み返してみて、キーワードを一つ忘れていました。

それは「サステイナブル」です。

 

一つの投資先が「クオリティグロース」であることが「サステイナブル」かどうか、その問いに対してどれだけの確信をチームとして共有できるか、ということを徹底的に追究してポートフォリオを築いている、ということです。

 

訪問をご一緒したまっき〜さん、shimoさんのエントリもぜひ!

 

コムジェスト訪問|まっき〜の議事録

 

 

コムジェスト・アセットマネジメント高橋庸介社長との対話

 

 

 

コムジェストさんに倣って、アクティブファンド選びを表現するなら

 

「その運用哲学、運用プロセスは自分で理解できるか、また、

好ましく感じられるものであるか」

 

「理解できて、かつ、好ましく感じられたとして、

この人たちで良いのだろうか、彼らは誠実に実践してくれるだろうか」

 

この問いにYES!と答えられるアクティブファンドにこそお金を託すべきなのだと感じました。

 

運用会社、アクティブファンドを見るとき、

 

People

Philosophy

Process

 

を特に深く理解すべし、という認識を新たにした、今回の訪問でした。

大変意義深いものだったと感じています。

貴重な機会を下さった、コムジェスト・アセットマネジメントの皆さん、

まろさんに厚く感謝です。


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