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インデックスファンドはスゴい。それは認めています。だけど、魅力を感じられなくなりました。(個人の感想です)

JUGEMテーマ:資産運用

 


当ブログにはじめてお越しの方へ (2016年3月)
 


 

 

当ブログをちょくちょくご覧くださっている読者の皆さんにとっては「何を今更」というお話だと思いますが、お付き合いください。

 

分散投資、幅広く様々な銘柄に投資することは、アクティブファンドでも可能です。もちろん、インデックスファンドでも。

 

コツコツ投資、少額から無理のない金額で継続的に投資することは、アクティブファンドでも可能です。もちろん、インデックスファンドでも。

 

長期投資、長く長く保有することは、アクティブファンドでも可能です。もちろん、インデックスファンドでも。(繰上償還という結末もあったりしますが、これもアクティブファンドにもインデックスファンドにも起こり得ることです。)

 

株価指数等に連動したパフォーマンスを継続してずっと享受できること、これはアクティブファンドには不可能です。インデックスファンドにしか実現できません。この点にこそ、インデックスファンドのスゴさがあるんですよね。このスゴさを一人でも多くの人に知ってもらえたらなあ、というのがこのブログ継続のモチベーション「だった」こともありました。「だった」んです、過去形ですね。

 

もちろん、今なお「株価指数等に連動したパフォーマンスを継続してずっと享受できること」はスゴいことだと認めていますし、インデックスファンドを活用した資産運用はスマートな実践方法だと思います。

 

 

 

 

でも、今、インデックスファンドに魅力を感じられなくなりました。

 

インデックスファンドでは、株価指数に連動するため、株価指数を構成する銘柄を市場が決定した配分で保有する、これが株価指数に連動したパフォーマンスを継続して享受するためには必須、不可欠です。結果、投資家は株価指数相当の「負けない」パフォーマンスを得ることができるわけです。しかし、ボクは、この「負けない」ことを重要視していません。かと言って、株価指数を上回りたいという欲があるわけでもありません。ボチボチで良いと思っています。インデックスファンドが退屈だ、つまらない、というのとはちょっと違うんです。

東証一部に上場しているからとか、MSCIの株価指数に採用されているからとか、結果、証券市場で価格が付けられるから、という理由で、ほんのごくごく僅か、天文学的に小さい割合とはいえ、株式を保有することに対する違和感って言うんでしょうか、その行動ってどうも居心地が悪いというか、納得できないなあ、とそんな気持ちが強くなったのです。

 

ただ、納得できる投資をしたいなあ、っていう気持ちが強いだけなんです。勤務先で長くベンチャー投資やファンド投資に関わってきましたが、そこでつくづく感じたのは、お金は信頼できる人たちに託すべきだ、ということでした。インデックスファンドでは、顔の見える誰かにお金を託しているという実感はとても持てそうにないんです。

 

では、アクティブファンドであれば顔の見える誰かにお金を託している実感が持てるか、というと、その実感を持てるファンドがごくごく僅かしかないというのが現実です。目論見書、運用報告書、月次レポートからファンドの顔、雰囲気、考え方を何とか読み取ることができるファンドが、ゆっくりと、じわじわ増えてきているようには感じていますが、まだまだこれからだと思います。そこで何か出来ないだろうか。

目論見書、運用報告書、月次レポートとは違ったやり方で、ファンドの顔、雰囲気、考え方に触れる方法は無いだろうか、とここ1年くらい考えていたのですが、その思考の結果を一つ具体的な形としてはじめてみることにしました。

 

→ こちら ← 

 

です。このインタビューへの導線をつくりたいということで、ちょっぴり刺激的なタイトル、内容になっちゃいましたでしょうか。

 

「インデックスファンドに魅力を感じられなくなりました。」とは言いつつも、まだまだ沢山、インデックスファンドは保有しています(詳しくは こちら)から、お世話になっているのは確かなんですよね。ですから、インデックスファンドへの感謝は忘れないようにしなきゃとは思っています。ありがとう、インデックスファンド、って。

 

<追記>

 

上述のボクの個人の感想に「影響されて 、洗脳されないように。きっと、余計な方針転換を後悔しますよ。」とのコメントを頂きました。

 

その通りだと思います。

 

マネしないでください!

マネしたらアカン!



こんな風にお伝えする理由は、ボクの実践内容(保有しているもの、買付け続けているもの)は「上手に効率的に1円でも多くお金をふやしたい」ということを第一にしているわけではないからです。

 

これから資産運用を始める方、「上手に効率的に1円でも多くふやしたい」方、これらの方にとって、ボクのように何本もファンドを保有するなんて、もってのほか、超NGです。マネしちゃダメです。

「コイツはどんなファンドを持っているんだ?どんなポートフォリオだろう?」という興味本位でご覧になって「ああ、変わってるなあ。変なの。」というくらいに捉えてください、特に、これから資産運用を始めよう!という方は。そう、ボクは変なんです。

何が変かというと、「お金をふやしたい」というのは投資、資産運用を実践する動機の一つですが、これが第一ではありません。ボクも資産運用を始めた頃は、そこを重視していましたが、今は大きく変わりました。特に「上手に効率的に1円でも多く」ということについての優先順位は、以前に比べるとガクンと落ちました。自分が納得できるポートフォリオを長く持ち続けて、結果、お金がふえていたら良いなあ、と今は考えています。

 

http://renny.jugem.jp/?eid=4529

 

<追記 了>


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| 資産運用 | 00:13 | comments(5) | trackbacks(0) | 


コメント
一記事に影響されて、洗脳されないように。
きっと、余計な方針転換を後悔しますよ。
退屈でも、ここはぐっと我慢。
それができずに、ほとんどの方が失敗しているのだから。
| アクティブ王 | 2017/05/03 11:52 PM |
アクティブ王さん、貴重なアドバイスありがとうございます。

このエントリで方針転換する、してしまう人がいたら、それは大変なことなので本編に下記のエントリも追記しておきます。

http://renny.jugem.jp/?eid=4529
| rennyです | 2017/05/04 7:14 AM |
アクティブがいいのではなく、インデックスのような時価総額をベースにした、モデルに買い付けるのが本当にいいのかわからなくなりました。

特に、個々の企業について全く興味がなかったのですが、ファンドマネージャーは生きている。ファンドマネージャが投資している企業も生きていると感じた時に、リターンよりもどんな風位それぞれの企業が生きていてハッピーなのかどうか知ってみたいというのはありました。

rennyさんのブログを読むずいぶん前から感じていました。ハイ。
後インデックスファンドの信託報酬を下げたらみんなで運用ファンドを入れ替えたり、ちょっとでも安ければ乗り換えたりみんなでEDINETを調べたりなど安いインデックスファンドさがしにも飽き飽きしていました。
| すいません | 2017/05/05 8:18 AM |
ひふみ投信のリターンに対してインデックスが勝てないけれどもコストはインデックスのほうが安いと言い続けるインデックスファンド投資家にも飽き飽きしていますし、

鎌倉投信さんのように投資した会社がこうして社会の役に立っていると、投資家に伝えて個人投資家が社会を知っていく流れもとても共感を感じます。

いろいろな投信会社さんが個人に向けての情報提供が多くて面白いと感じています。
| すいません | 2017/05/05 8:20 AM |
すいませんさん、コメントありがとうございます。

インデックスファンドの場合、ある時点で目指すべきポートフォリオは皆同じなので、そのポートフォリオに近づけることができさえすればコストを極小化させたファンドが一番良いというのは、確かだと思います。

ただ、アクティブファンドと、インデックスファンドとはポートフォリオが違っているわけですし、当然プロセスも異なるわけで、この比較をコストで行うのは、当てる物差しが間違っているよ、とボクも感じます。

アクティブファンドで注目すべきは、コストではなく、ポートフォリオ。それがどんなプロセスで、どんな哲学を基にしているか、それらをつくったのは、管理しているのは誰か、だと思います。そういう意味で、投信会社さんには、益々、もっともっと情報提供に積極的になってくれることを期待しています。
| rennyです | 2017/05/05 9:09 AM |
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