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"顔の見える関係から生まれた「信頼」は簡単には揺らぎません。" ― 『持続可能な資本主義』を読んで
新井 和宏
ディスカヴァー・トゥエンティワン
¥ 1,620
(2017-03-24)

JUGEMテーマ:Global Investment

 

 

鎌倉投信の新井和宏さんの新著です。

 

 

目次です。

 


 

 

はじめに

世界中で資本主義が「息切れ」している
「いい会社」に投資する金融が、日本一をとる時代
「無理な拡大はしない」世界を驚かせたトヨタの宣言
効率至上主義のその先へ

第1章 資本主義に永続性はない人と社会を犠牲にする

資本主義は「わかっちゃいるけど、やめられない」
「リターン=お金」という呪縛
リーマン・ショックは必然だった
顔の見えない相手に何兆円も投資していた外資系運用会社時代
価値観を根底から覆す「いい会社」との出会い
「リターン=資産の形成×社会の形成×心の形成」への書き換え
資本主義の鉄則「フローの最大化」は本当に正しいのか?
「社会を壊すほど儲かる」というジレンマ
「社会にいいことをしている会社」に大企業しか選ばれないわけ
「いい会社」は数値化できない
大切なのは数字ではなく主観的信頼
投資家と投資先を会わせるという異例の試み
鎌倉投信が「直販」にこだわり続ける理由
信頼するから、予測しない

第2章 効率至上主義の代案としての「新日本的経営」

お金をリターンとすると「三方よし」は成立しない
「数字にできないもの」を見て融資していた昔の銀行
貸し剥がしで失われた、お金より大切なもの
日本企業はグローバリゼーションへ「過剰適応」してしまった
アメリカ流のコーポレート・ガバナンスは正しいのか
ROE至上主義に日本は反論すべき
株主偏重への「反省」としてのCSV
CSRとCSVは何が違うのか
客観的基準が「無責任体質」をもたらす
「三方よし」から時代に合わせた「八方よし」へ
地球の「ゴーイング・コンサーン」
「利益相反」から「利益分配」の関係へ
「八方よし」の究極の姿としての「ファン経済」
ファンは「いい試合をしたか」を見ている
応援される企業は本業を「拡大解釈」する

第3章 現場を訪ねてはじめてわかった、「いい会社」が大切にしていること

「八方よし」の経営は、決して夢物語ではない

八方よし その1「社員よし」の経営
「ホウレンソウ」不要の不思議な企業、未来工業
人をコスト扱いしたくないから、全員が正社員
トヨタも変えた「年輪経営」を掲げる伊那食品工業
なぜ、強制ゼロでも社員が会社に貢献したがるのか

八方よし その2「取引先・債権者よし」の経営
逆転の発想で取引先の雇用を生むダイニチ工業
経営コンサルティングを無料で実施するコタ

八方よし その3「株主よし」の経営
株価が「万年割高」でも買われ続けるカゴメ

八方よし その4「顧客よし」の経営
値下げなしでも顧客に愛され続けるマザーハウス

八方よし その5「地域よし」の経営
引っ越してでも依頼したい、地域特化型ハウスメーカー都田建設
全員「ちゃん付け」の裏にある厳しさ
子会社進出によって地域貢献を果たしたツムラ

八方よし その6「社会よし」の経営
奇跡のビジネスモデルを構築した日本環境設計
一企業が本気で戦争をなくそうとしている

八方よし その7「国よし」の経営
震災後の復興を支えたヤマトグループの現場力
政府をも動かした「志」と「信頼」

八方よし その8「経営者よし」の経営
企業は経営者のものではない
誰も犠牲にしない「脱コスト化」の経営

第4章 金融だから生み出せる信頼のレバレッジ

お金の暴走を止めるだけでは本質的な解決にならない
レバレッジをかけるべきは、お金ではなく信頼
「いい会社」の生態系をつくり、社会的価値を最大化する
ベンチャーを短期上場の圧力から守るために
主観だから生まれる「見えない格付け」

終章 資本主義の未来は「個人」がつくる

なぜ、サイボウズは利益を出さないと公言するのか?
企業が社会をつくる時代へ
企業の社会性が高まるなか、NPOはいまのままではいられない
なぜ、アメリカのNPOは職員に1千万円の年収を支払うのか?
日本のNPOに「付加価値の見える化」を
NPOには「モノサシ」が足りない
経済成長は持続可能なのか?
経営者はもう資本主義の限界を察知している
日本の暮らしに根付く「見えざる資産」
資本主義の「主権」はいつだって消費者にある
「個人の応援」が社会を変える

おわりに

もう一度、「自然」な資本主義へ
未来の子どもたちに素晴らしい22世紀を残そう

 


 

 

 

様々なことを感じたのですが、一番印象に残ったキーワードが「信頼」でした。

 

 

 

 

顔の見える関係から生まれた「信頼」は、数字から生まれただけの「期待」と違い、簡単には揺らぎません。

 

"第1章 人と社会を犠牲にする資本主義に永続性はない"  61ページ

 

 

 

 

 鎌倉投信は投資先を信じます。

 その信頼のベースにあるのは、定量化可能な株価や業績ではありません。直接会い、つながってこそわかる「見えざる資産」に対する信頼です。

 

"第1章 人と社会を犠牲にする資本主義に永続性はない"  62ページ

 

 

「見えざる資産」・・・

 

この本で例示されているのは、次のようなものです。

 

社風

企業文化

社員力

社員のモチベーション

経営者の資質

社内外に築かれた信頼

理念に対する共感

 

確かに「信頼」の拠り所になるものだと思います。これらのものは現場に赴かないとわからないことであるとともに、それが「信頼」を寄せるべきものなのかという判断が求められるものです。乱暴な言い方かもしれませんが、究極的にはその判断は感覚的なもの(「合う」「合わない」や「好き」「嫌い」)になってしまうと思っています。

 

新井さん、鎌倉投信の皆さん、彼らがどんな価値観を「好き」と感じるか、「いい会社」と認めるか、その価値観がこの本で示されています。ボク自身、その価値観に共感している、「好き」だと感じているから、強い「信頼」を抱いて、鎌倉投信にお金を託しているわけです。

 

 

 

この本で印象的な箇所が、もう一つあります。

 

 

 

 

 企業がフローを高めることを目的化してしまうと、結局成長するために破壊する、つまりフローを高める(=資本を形成する)ためにストックを削る(=社会を毀損する)という本末転倒をもたらします。

 

"第1章 人と社会を犠牲にする資本主義に永続性はない"  47ページ

 

 

 

 

社会の「公器」として企業が果たすべき役割について考えさせられました。企業が個々の本業を通じて、長期的な目線で社会をどのように良いものにできるのか、そこにどれだけ真摯に考えられているか、それがこれからは益々大事になってくるのではないか、また、そこに真摯に取り組んでいる企業こそが「信頼」を集めることになるのだろう、と感じました。そこで見るべきものは、上で挙げられている「見えざる資産」になってくるのだと思います。

 

 

この本では、鎌倉投信の投資先だけでなく、鎌倉投信の価値観で選ばれた「いい会社」の具体的な事例が紹介されています。鎌倉投信の価値観がご自身のフィーリングに「合う」か、「好き」か、確かめてみることもできる一冊だと思います。

 

 

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次回をお楽しみに。

 


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