2015.05.04 Monday
JUGEMテーマ:Global Investment
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コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ、5周年!
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今あらためて『コラボ投資』(その1)/「運用」と「投資」
今あらためて『コラボ投資』(その2)/クイズに少しお付き合いください!
第3弾です。前回の(その2)でも御紹介しましたが再掲します。
人を信じられるかどうか―投資家として生きるための最初の一歩は、そこにかかっているのです。
(投資家が「お金」よりも大切にしていること
第5章 あなたは、自分の人生をかけて社会に投資している、ひとりの「投資家」だ 223頁)
いよいよ「コラボ投資」について。
「コラボ投資」とは、
投資を通じて、
投資家、会社、その2つをつなぐ会社と一緒に、
新しい価値創造に挑戦すること
だとボクは考えています。
「競争」ではありません、「共創」「協創」です!
共に創る、協力して創るために必須なこと。
それは、投資家と会社、そしてその2つをつなぐ会社が「人」でなければならない、ということ。そうでなければ、どうやって協力する、一緒に歩むことができるのでしょうか。
つまり、「コラボ投資」で最も重要なことは「人」と「人」との信頼関係を築くこと、そして、共に歩む過程でその関係を育てていくことだと考えています。
(その2)で提示したクイズの一部です。
21 | アニコム ホールディングス | い | 佐藤 廣志さん |
22 | アイ・ケイ・ケイ | ろ | 山下 茂さん |
23 | エヌ・デーソフトウェア | は | 高井 壽秀さん |
24 | マニー | に | 金子 和斗志さん |
25 | ピジョン | ほ | 和田 昇さん |
26 | SHOEI | へ | 小森 伸昭さん |
27 | タムロン | と | 宮澤 栄一さん |
28 | 瑞光 | ち | 安河内 曠文さん |
29 | ユーシン精機 | り | 小野 守男さん |
30 | ハーツユナイテッドグループ | ぬ | 小谷 眞由美さん |
ここに挙げた 21〜30の会社は、鎌倉投信が選んだ「いい会社」の一部です。
アニコム・ホールディングス の代表者は (へ)小森 伸昭さん です。
http://www.anicom.co.jp/company/gp_management.html
アイ・ケイ・ケイ の代表者は (に)金子 和斗志さん です。
http://www.ikk-grp.jp/company/message.html
エヌ・デーソフトウェア の代表者は (い)佐藤 廣志さん です。
http://www.kamakuraim.jp/the-company-finder/ndsoft/
マニー の代表者は (は)高井 壽秀さん です。
http://www.mani.co.jp/company/company9.html
ピジョン の代表者は (ろ)山下 茂さん です。
http://www.pigeon.co.jp/message/index.html
SHOEI の代表者は (ち)安河内 曠文さん です。
http://jp.shoei.com/about/ja/message.html
タムロン の代表者は (り)小野 守男さん です。
https://www.tamron.co.jp/corp/message/index.html
瑞光 の代表者は (ほ)和田 昇さん です。
http://www.zuiko.co.jp/03/01_message.html
ユーシン精機 の代表者は (ぬ)小谷 眞由美さん です。
http://www.ype.co.jp/profile/presi/index.html
ハーツユナイテッドグループ の代表者は (と)宮澤 栄一さん です。
http://www.heartsunitedgroup.co.jp/corporate_greeting.html
ここで御紹介した方のうち、何人かの方のお話をナマでお聴きしたことがあります。一度ナマで話を聴いたくらいで何が分かるというのだ!?という風にお感じになるかもしれません。でも、「人」と「人」との信頼関係という意味では意義深いことだと思います。そんなこと言うのなら、この10社の10人、全員の話をナマで聞くべきなのでは?!という声もあるかもしれません。ここで非常に大事になってくる存在が、投資家と会社との間をつなぐ「人」です。
上に挙げた会社の経営者の方のナマの声を聴く機会を用意してくださったのは、鎌倉投信の皆さんです。
投資家と会社との間を「つなぐ」
これこそが金融業の役割だと鎌倉投信の新井さんは自著『投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール 』で強調されています。当ブログでは、この点から、投資家と会社との間をつないでくれる会社のことを、「仲人さん」だと呼ばせてもらいました。
http://renny.jugem.jp/?eid=4166
ここからも「人」と「人」との信頼関係の重要性を感じます。
信頼関係が全然無い人に「仲人さん」を頼むのは無理ですよね。
伊藤レポートにもありました。
「企業と投資家の信頼関係を構築する上で、企業価値創造プロセスを伝える開示と建設的で質の高い「対話・エンゲージメント」が車の両輪。」
対話をするには相手が「人」でなければ不可能です。
会社を株式という「モノ」として見ている考え方には「対話・エンゲージメント」という発想がそもそも無いでしょう。でも、会社は売り買いの対象だ!所詮は「モノ」だ!「会社=人」なんて「きれいごと」!というプレイヤーが存在することを否定するものではありません。そのいろいろが良いんです。どちらかが正しくてどちらかが間違っている、とかではないし、自分の資産の一部は「会社=モノ」、一部は「会社=人」ということもできるわけですし、実際のところ、ボクもそうです。
ただ、ハッキリ自覚していることがあります。
「会社=人」と考え「共創」「協創」に関係者として参加するために、ステキな「つなぎ役」だと信頼する人を通じて投資する、「コラボ投資」は大変楽しいということです。
「コラボ投資、いいね!」という流れは急加速していくことは無いと思いますし、多数派になることも無いでしょう。でも、少しでも根を伸ばすことができたなら、確かに根付く、というか、もう既に根は伸び始めている、そんな風にも思います。もっとあちこちに根を伸ばすには・・・色々と考えてみようと思っています。
今あらためて『コラボ投資」は 以上 です。ありがとうございました!
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