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長い歴史を持つ、日本の投資文化/本日のスープ45皿目
JUGEMテーマ:インターネット


本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>です。
45皿目を担当するのは ”投資を楽しむ♪”のまろさんです。

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日本に投資を文化として根付かせるために何が必要か?
これを日本の歴史・文化から読み解くことがm@さんからいただいたお題

 

文化史の観点から見ると、日本には投資も貯蓄も文化として存在しているが、今がたまたま貯蓄の意識が高めに出てきている時代、という認識を持っている。

 

日本における投資文化は、貯蓄文化よりも古く、奈良時代にはすでにその原型が見られる。
遣唐使によって帰国した僧侶の中には、中国から灌漑・土木の技術を持ち帰った者もおり、

 
  1. 土地の豪族から出資を募る
  2. お粥を施す場をつくり、窮民を集める
  3. 集まった人々を指揮して灌漑・土木工事を開始
  4. 農業用水路を掘り、堤を築き、道を開き、橋を架ける
  5. その地が潤うことが、豪族にとっての投資リターン
 

というような事業が行われていた。
つまり投資が日本に根付かないのは、投資や資本主義は欧米の輸入品だから、狩猟民族の思考と日本の農耕民族の思考は違うから、という考え方はまったくの間違え。

 

ちなみに上記の仕組みの「5.」の投資リターンを「善行を積めば菩薩となり、地獄行きを免れる」という精神的なリターンに置き換えることで成し遂げられた大事業が東大寺の大仏建造だ。

 

これに対し日本における貯蓄文化は、日宋貿易によって貨幣(銅銭)がもたらされた鎌倉時代からはじまったと考えられる。兼好法師が「徒然草」の217段で貯蓄を批判するのはこの頃の話。

 

まだ調べている途中だから「仮説」の段階だけど、1人1人が世の中を変えようとする意識が高い時代は貯蓄よりも投資が前面に現れてくるのかも。そして今の時代、私たちはなんだかんだ言いながらも、国や会社を頼りにして生きているような気がする。

 

そういえばこの連載の18〜20皿目で、投資をはじめたきっかけについて話し合ったとき、rennyさんは「学資保険にダメだこりゃ」、私は「自分の世代は年金もらえない」というのがきっかけだったのと少しつながるのかな。

 

考え始めると論文書けるくらいのテーマになってしまうから、いったんまとめると、
私の考えでは「日本に文化として根付いていたはずの投資はどこへいってしまったのか?」という方向性で歴史・文化を読み解いていくのがいいのでは?という気がしている。

 

まろ@投資を楽しむ♪

 

これまでの44皿です。

<1皿目>
「本日のスープ(仮)」はじまるよ!
「投資をめぐる三重奏(仮)」はじまるよ!
「マットーネ :mattone(仮)」はじまるよ!

<2皿目>
「本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜」でいかがですか?

<3皿目>
おいしさ=味×心/本日のスープ3皿目

<4皿目>
株を持つという事は自分が関係者になること/本日のスープ4皿目

<5皿目>
「株式投資」:「安く買って高く売る」こと?それだけ?  /本日のスープ5皿目

<6皿目>
投資と資産運用の素因数分解/本日のスープ6皿目  

<7皿目>
株式投資はじめてものがたり/本日のスープ7皿目

<8皿目>
株式投資が世界を、未来を変えているかも/本日のスープ8皿目

<9皿目>
セレンディピティ/本日のスープ9皿目 

<10皿目>
利益の源泉は"ありがとう"/本日のスープ10皿目

<11皿目>
研いで出てくるのは塗り重ねたもんだけ/本日のスープ11皿目

<12皿目>
時代遅れの投信業界を目覚めさせたい/本日のスープ12皿目

<13皿目>
わかりにくい仕組みのままハードルを下げた投資信託/本日のスープ13皿目

<14皿目>
個人投資家は「舌」を鍛えよう!/本日のスープ14皿目

<15皿目>
食と投資の共通危機/本日のスープ15皿目 

<16皿目>
投資信託の見える価値と見えない価値/本日のスープ16皿目

<17皿目>
いでよ、アイアンシェフ/本日のスープ17皿目

<18皿目>
母のおかげで投資の世界へ/本日のスープ18皿目

<19皿目>
競馬から株式投資へ/本日のスープ19皿目

<20皿目>
学資保険に「ダメだ、こりゃ」と直感したのが、投資を始めたきっかけ/本日のスープ20皿目

<21皿目>
お金の法則/本日のスープ21皿目

<22皿目>
身近な投資ツール/本日のスープ 22皿目

<23皿目>
投資信託が投資のイメージを変えなきゃ!/本日のスープ23皿目

<24皿目>
時価が変わる世界に慣れるには?/本日のスープ24皿目

<25皿目>
信じるものに救われる/本日のスープ 25皿目

<26皿目>
時価のある世界にすぐに慣れた理由/本日のスープ26皿目

<27皿目>
和敬清寂/本日のスープ27皿目

<28皿目>
ファンドマネージャーの行動を評価したい/本日のスープ28皿目

<29皿目>
価値観を語り、運用方針の大枠を説明し、それが実践されたかどうかをレビュー出来る、そんなファンド(マネジャー)を希求するのには理由があります。/本日のスープ29皿目

<30皿目>
小型株に投資してこそプロの日本人だ/本日のスープ30皿目

<31皿目>
「長期投資」を謳うならぜひやって欲しいこと/本日のスープ31皿目

<32皿目>
ファンドを通じた投資家と企業のいい関係/本日のスープ32皿目

<33皿目>
小さな企業の成長を妨げるもの/本日のスープ33皿目

<34皿目>
投信会社の協調ってどう?/本日のスープ 34皿目

<35皿目>
「ふるさと投資」で投資のイメージが変わる!/本日のスープ 35皿目

<36皿目>
「間」に「場」があれば、世界は動きだす!/本日のスープ36皿目

<37皿目>
「伝える」ことはすごく大事。でも、その先にもっと大事なことがある。/本日のスープ 37皿目

<38皿目>
投信会社のお客様は誰?/本日のスープ38皿目

<39皿目>
アクティブファンドと恋がしたい!/本日のスープ39皿目

<40皿目>
投信業界に巣食う「神」/本日のスープ40皿目

<41皿目>
旗艦ファンドを大切に/本日のスープ 41皿目

<42皿目>
運用会社自身が投資不適格の自己矛盾/本日のスープ42皿目

<43皿目>
「誠実な説明」もできないのに、「目的を持った対話」なんて本当にできるのかしら。/本日のスープ43皿目

<44皿目>
貯蓄文化と投資文化/本日のスープ44皿目


ぜひご賞味ください。

| 本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜 | 16:14 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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