<本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜>の10皿目は
m@さんです。
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rennyさんのどうやって投資したい会社を探していますか?という問いに対してのまろさんの答えが私がミュージックセキュリティーズのファンドへ投資する時の感覚に近いのではないか?と言われましたが、ほぼ同じだと思います。
いろんな事に興味のアンテナを張っておいてひっかかったら調べてみる。それで取り組みが面白かったら自分も仲間にいれてもらうためのチケットとして出資するというイメージです。そうやって投資をしていくうちに自分の世界がどんどん広がっていきます。
最近、特にそのネットワークが広げてくれていると感じているのが鎌倉投信とミュージックセキュリティーズ。これらのファンドを通じて知った会社を追いかけていると、また違う面白い人達がやっている会社に出会うんです。
「いい人の向こうにはいい人がいる」というのを自分は信じていて、自分がいいな!と思ったところにはできるだけ実際に現場に行ってみることにしています。交通費も結構かかりますが、実際に顔をつきあわせて話してみる、見てみることで得ることは多いです。
そうやって実際にいいと思った会社を見に行くと、売っている方だけでなくお客さんも幸せそうに買い物をしている場面に遭遇します。会社というものは何かをお客さんに提供した対価としてお金をいただいています。いいモノやサービスを提供するとお客さんも喜びますし、売った会社にとってもお金が入ってきます。
お金にはそのようにモノやサービスを手に入れるために使うというだけでなく、応援するという使い方もあります。それは寄付という形で自分から相手にお金をあげることだったり、投資という形で自分のお金を代わりに使ってもらい、その結果(利益や損失)を共有するという事だったりします。
投資というと自分が儲けることだけを考えがちですが、自分が投資したことが誰かの幸せを生み出すことにつながって、対価としてのありがとうが利益となり、最終的にお金という形で戻ってくるという風に考えてみると投資=ギラギラと欲望のつまった行為というイメージとは違った側面が見えてくるのではないでしょうか?
あまりにも利益を追求しすぎるとお客さんからのありがとうが少なくなってしまいますし、逆に利益を生み出さない場合もその会社がなくなってしまってありがとうを生み出すことができなくなってしまいます。適正な水準での利益は会社を存続させるために必要なものですので、そうして得た利益は事業を応援し、会社と共に歩んだ投資家が共有することになる利益につながるんだと思います。
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過去の9皿です。
<1皿目>
「本日のスープ(仮)」はじまるよ!
「投資をめぐる三重奏(仮)」はじまるよ!
「マットーネ :mattone(仮)」はじまるよ!
<2皿目>
「本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏〜」でいかがですか?
<3皿目>
おいしさ=味×心/本日のスープ3皿目
<4皿目>
株を持つという事は自分が関係者になること/本日のスープ4皿目
<5皿目>
「株式投資」:「安く買って高く売る」こと?それだけ? /本日のスープ5皿目
<6皿目>
投資と資産運用の素因数分解/本日のスープ6皿目
<7皿目>
株式投資はじめてものがたり/本日のスープ7皿目
<8皿目>
株式投資が世界を、未来を変えているかも/本日のスープ8皿目
<9皿目>
セレンディピティ/本日のスープ9皿目
ぜひ御賞味ください。
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11皿目が公開されました!!!
今回のスープ当番はボクです!
こちらもぜひご賞味を!
“研いで出てくるのは塗り重ねたもんだけ/本日のスープ11皿目” http://t.co/tCjnxxh904 #本日のスープ
— renny【VAMOS TOKYO】 (@renny_29) 2014, 3月 29