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「マネーと常識」読み終えました
当ブログで何度かご紹介した、バンガード創業者ジョン・C・ボーグルさんの最新著の日本語訳本「マネーと常識 投資信託で勝ち残る道」を読み終えました。

マネーと常識 投資信託で勝ち残る道
日経BP社
ジョン・C・ボーグル(著)林 康史/石川 由美子(翻訳)
発売日:2007-08-09
おすすめ度:5.0


読後の感想は、読み易い。一日で読めちゃうね。ってことです。日本語訳本が存在するジョン・ボーグルさんのもう一冊の著書「インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流」は非常に良い本なのですが、難点は分厚い、やや読み難いということで、買ってはみたものの挫折しちゃった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ボクも出張の移動中の時間を利用して読んだのですが、何度も床に本を落っことす始末でした。
それに比べると、今回は原題の通り"Little Book"です。
さて、内容についてですが・・・

論旨が実にハッキリしています。そういう意味では、

序章
「勝者のゲーム」を「敗者のゲーム」にしてはいけない


に本のエッセンスが全て詰め込まれているように感じました。

とりわけ、ここ最近の相場を見ていてとりわけ重要に感じたポイントは、
この本の8ページの次の記述です。
資本主義は、企業の成長・生産性・豊かな資源・革新を通じて富をもたらし、その所有者たる投資家にとってはプラス・サムのゲームを提供する。株式投資は「勝者のゲーム」なのである。

インデックス投資はもちろん、株式への長期投資を志向する方にとっては、現在の乱高下する相場も受け入れるべき環境なのだとボクは思います。
長期投資家がその振舞い方を考えるべきは、資本主義経済が危機にさらされた時なのだと思います。

さて、この本ではとにかく市場全体をカバーするインデックスファンドの有効性をこれでもか、これでもか、とばかりにアピールされていますが、ボクごときが異論を挟む余地は寸分もありません。参りました。へへぇー、って感じです。

特に印象に残った点としては
1)ボーグルさんは、ここ数年の米国の株式市場の上昇率は平均より上ブレ気味であり、近い将来株式投資のリターンが平均より下になる可能性があることを指摘している点。
もちろん、この続きがあって、株式投資のリターンが低くなる以上、投資のコストに配慮しないとイカン。だからインデックスファンド!

2)ファンドのリターンに比べると、実際にファンドの投資家のリターンは悪くなることが多い、を指摘している点。感覚的に理解できてなるほど!と思ったのですが、本の中では具体的な数字が示されています。分からないのはどういう前提で計算されたか、です。タイミングを図って投資することに対する警鐘と理解しました。

3)非効率な市場においても、コストが極めて低いインデックスファンドが優位、と指摘している点。何十年という長期保有を想定すればそうなんでしょうね。

4)米国では2006年に122本ものETFが設定された、という点。ETFブームとは聞いていましたが、スゴイですね。極東のどこかの国とは大違い?

5)読む前から予想はしていましたが、ファンダメンタルインデックスのファンドには強い疑問が提示されていた点。これも長期保有を想定すればこそ、という面が大きいように感じました。


いくつかブログで書評が既に公開されていますのでご紹介しておきます。
マネーと常識 投資信託で勝ち残る道
(NightWalker's Investment Blog)


「マネーと常識」 読破
(20歳からの投信による資産形成)


マネーと常識
(国際分散投資〜The Gateway of FI〜 )


マネーと常識(ジョン・C・ボーグル著)
(うんぼぼの投資日記)


このエントリの前半で「読み易い」とは書きましたが、これから始めるぞ、という人にはちょっと理解しづらい内容かもしれません。
全く初めての方がこの本に進むため、インデックス投資をベースにした長期投資を始めるためのガイドブックみたいなものがあれば良いなぁ、と思う今日この頃です。


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| 投資関連書籍の読書 | 08:27 | comments(3) | trackbacks(1) | 


コメント
TBありがとうございました。
「インデックスファンドの時代」に比べるとすごい読みやすいですよね。
| うんぼぼ | 2007/08/19 2:11 PM |
こんばんは。紹介頂き有難うございます。
ブログの内容が充実しているので、
参考にさせて貰っています。
これからよろしくお願いします。
| 源 龍乃介 | 2007/08/19 10:45 PM |
コメントありがとうございます。

>うんぼぼさん

>>「インデックスファンドの時代」に比べるとすごい読みやすいですよね。

確かに仰るとおりです。とはいえ、今回の"Little Book"も全く予備知識ゼロの方がお読みになるのは結構シンドイかもしれませんね。
そんな方にオススメできそうな本がもうすぐ出版されそうです。

>源 龍乃介さん、

こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
| renny | 2007/08/21 6:15 PM |
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マネーと常識
インデックスファンドの父でありバンガード創始者のジョン・C・ボーグル氏の最新作の翻訳本「マネーと常識」を読みました。ボーグル氏の本といえば「インデックスファンドの時代」が有名ですが、かなり分厚いのと嫌らしいくらいしつこくインデックスファンドの優位性を
| Site.M from 新所沢 | 2007/08/19 4:04 PM |