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SRI(社会的責任投資)のイベントにお邪魔しました
JUGEMテーマ:Global Investment
 
ブログ"投資を楽しむ" のまろさんのご紹介で、NPO法人 社会的責任投資フォーラム(SIF-Japan)のイベントに参加させて頂きました。



SIF-Japanが取りまとめた「日本SRI年報 2009」の発行記念イベントで、早稲田大学の首藤先生の基調講演、年報執筆者による概況の説明、パネルディスカッションという内容で大変興味深いものでした。



SRI を銘打った公募投信が存在するのは、もちろん知っていましたが、所謂「SRIファンド」の実態についてこれまであまり関心がありませんでした。結局既存の投信販売の枠組みで販売されているんでしょ、と冷めた感覚を漠然と持っていたからだと思います。今回のイベントでもプレゼンテーションがありましたし、年報の11ページ(pdf版では12ページ)から公募型SRI投資信託の資金流出入(設定解約)動向でもご覧になれるのですが、SRIファンドと非SRIファンドと比較した場合、資金の流出入の点で、特に際立って違った傾向を示しているわけではありません。ボクの漠然とした感覚は正しかったわけです。基調講演の中で、首藤先生は「発想の転換が必要ではないか?」とご指摘でしたが、その通り!でしょう。(パネルディスカッションで、何度かSIF-Japan代表理事の河口真理子さんが、発想の転換の一例として直販投信(さわかみ投信、コモンズ投信の名前)を挙げられていました。)

今回のお話を聞いて、驚いたことがいくつかあります。最大の驚きは、日本の場合、公募投信が主役で年金のプレゼンスが極めて小さい、ということです。そして、欧米と比較しての規模の圧倒的な差です。欧州 2.7兆ユーロ、米国 2.7兆ドルの規模であるのに対して、日本は約6,000億円。登壇された方はストレートに発言された方はいなかったように思うのですが、「公的年金が取り組んでくれたらなぁ」という想いを皆さんがお持ちなのかな、と感じられました。

一つ大変勉強になったのは、年金運営者の受託者責任についてです。年金運営者の受託者責任からすると、「給付を確実にする」ということが最も重要であり、社会的責任の要素を考慮するべきではない、という言説がある、ということです。「給付が確実にできたところで、社会が荒んでいたらどうなの?」と考えたり、「かといって、社会をどうする、こうする、というのが運用の行動でできるのかな?」と考えたり、ボクにとっては新たな視点でした。

さらに、興味深かったのが、まろさんもブログでご紹介のこの事実。



株式中心のSRIファンドが10年かけて6,000億円というのに、この社会貢献型債券なら3年足らずでその半分に達しているのです。この種類の商品は投資家の方から内容を知りたい、という問い合わせが多数あるそうです。面白いなぁ、と思ったのは、日本の投資家は債券が好きなのかなぁ、ということと、それぞれの債券が目論んでいる社会貢献が海外の案件がほとんどで、ここにも「ホームカントリーバイアス」が無いのだなぁ、ということです。国内向けにそんな商品が無い!ということもあるのでしょうけど。

ボクが感じたのは、日本のSRIファンドの多くは環境関連のようです。環境関連は確かに重要ですが、日本の「社会」問題はもっと多岐に及んでいると思います。「少子化」「地域社会」・・・これらの課題を、投資という行動で、金融という機能を活用して解決する、という挑戦がもっとあっても良いはずです。こうした問題への取り組みを政府に期待すると、どういうわけか未来の世代から借金してカネを配るくらいしかアイデアが出て来ない、そんな悲惨な状況なんですよね。ボクは、そこにSRIの可能性があるのではないか、と感じました。

それから、もう一つ。
パネルディスカッションで首藤先生が、重要なこととして「運用の透明性」と「継続的な情報開示、情報発信」を挙げられていました。これは、SRIに限った話ではありませんよ。投信会社にとって当たり前の仕事でしょう。この当たり前がしっかりとできている投信会社がどれだけあるのでしょうか。これすらしっかりできていない投信会社が果たして社会的責任投資を担うことが可能なのでしょうか。こんな疑問がフツフツと湧いてきました。機会を見て、公募型SRIファンドについて、今後チェックしてみようかな、と思っています。



イベントの終了後、まろさんにもお目にかかることができました。
まろさん、ありがとうございました!!!
最後に頂いた、住友信託銀行の冊子、めちゃくちゃ面白かったです。


13ページ後半から始まる、河口真理子さんの告白にはビックリしました。
そうなんですかぁぁぁあ!!!、って。

それはともかく、この住友信託銀行の冊子、「投資」を自分で考えてみよう、「金融」にはポジティブな可能性が秘められているのでは?、という方におススメしたいです。読み応えあり、です。

ということで、SRI、社会的責任投資については、これからは意識が高まりそうです。

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| 投資関連セミナー | 07:31 | comments(2) | trackbacks(0) | 


コメント
さわかみファンドがSRIファンドと言うと、大笑いですな。あれは、企業が不祥事を起こしたときに積極的にナンピンするファンドだから。
rennyさん、鎌倉投信はどうですかね。2ちゃんねるのさわかみファンドスレのひかりさんは、期待を寄せています。
ありがとう投信が組入れている「明日の羽」というファンドも、SRIファンドです。ご存知でしたか?
| | 2010/04/21 2:28 PM |
シンポジウムの内容をたっぷり書いていただいて、ありがとうございます。次回のSIF運営委員会の資料に、rennyさんにご紹介いただいた旨、載せさせていただきますね。

住友信託のPDFファイルは、多くの方に読んでもらえたらうれしいです。下手にSRI関連の本を買うよりも断然おもしろい内容なので。
| まろ | 2010/04/21 8:43 PM |
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