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会社訪問(第12回)
JUGEMテーマ:Global Investment
 
会社訪問】です。

今回は、2010年3月29日に【結い 2101】を設定する

鎌倉投信 です。


鎌倉投信にお邪魔するのは2回目です。


前回お邪魔した際は、関東財務局に登録される前だったということもあったので、特にファンドの内容ついて詳しい内容をお聴きしていませんでした。今回は【結い 2101】の募集が始まっているということもあり、タップリとお話してきました。

今回この訪問にご対応してくださったのが
社長の鎌田さんと資産運用部長の新井さんです。

一番最初にお尋ねしたのは、資料請求の様子です。
新井さんが教えてくださいました。
「どのくらいの数の資料請求があるか、ということを社内でクイズ中。
 役員よりも社員の皆さんが強気の予想をしているのが嬉しかった。」
鎌田さんも
「大変ありがたいこと」 

具体的な数字はお聴きしませんでしたが、まずまずの出足だという印象を受けました。

では、本編スタートです!


<創業の原点・志>
主に鎌田さんからご説明を頂きました。

3つの「わ」を育む。3つの「わ」とは、和・話・輪。

鎌倉投信の志


日本の普遍的な価値を通じてこの信条を実現するのに、公募投信のスキームは向いている。
その理由:第一に、公募投信は「無期限」とすることができるから。
良い会社が健全に長期に亘って発展していくことが我々の幸せにつながると考えており、そのためにはそれぞれの会社のタイムスパンに応じた資金供給が必要。
第二に、このような資金供給の主体は優良な長期投資家。それになり得るのは個人投資家と捉えているから。
機関投資家は益々短期志向(四半期毎の評価に晒されている等)に拍車が掛かっている。(=「運用の機関化」)
個人投資家=最後のリスクマネー供給者

将来像: 
個人投資家との様々な交流から、鎌倉投信も「成長」したい。
(ただし、この「成長」は規模よりも質を意識されていると感じました。)
たとえば、税制や議決権のあり方(長期保有者と配当狙いの投資家が同じで良いのか?)について
提言することも考えている。これは「直販」の公募投信だからこそできることではないか。

「鎌倉」の理由:
自らの立ち位置をハッキリさせたいから。
結果だけでなく過程がある、ということを投資家の方にも感じて欲しいという想いがある。歴史を尊重しつつ、新たなことにも挑戦するという土地柄、またオフィスを古民家にしたのもそこに通じている。

こうした原点を踏まえると、「直販」は当然の帰結。

<運用>
主に新井さんからご説明を頂きました。

運用の基本方針:現金比率は高め(0〜30%程度を目安、ポートフォリオが固まるまではもう少し高率となることも)
組入れ株式のうち(=上記の現金は別ですよ)、未上場株式を最大30%程度まで考えている。投資のユニバースは、上場株式 3,700銘柄、未上場株式 5,000銘柄!

銘柄選別の際の基準は「投資哲学」に凝縮されている。

「共創経営」「オンリーワン経営」→人・共生・匠


鎌倉投信の投資哲学



「人」について特に深く掘り下げてご説明を頂きました。

人材を活かせる企業。モチベーションが高い企業。従業員の意識が高い企業。
高齢者、障害者、女性 が能力を発揮できる環境を提供できる企業。
こうした企業は人材活用で差別化できる企業だと評価する。
そんな企業が日本にある。それを投資家の皆さんにも感じてもらいたい。

モチベーションの高い会社とは?を捕捉するべくアンケートの実施も。
どんな風に企業理念を浸透させているか?
幹部社員の女性比率。障害者採用、活用。離職率。応募率。
「人」を切り口に、実に多くの見方がある。

いま、日本に必要な企業とは? 

社会の様々な「問題」に向き合い、それを収益機会と捉え、チャレンジする企業。
老舗であってもその歴史・伝統に「新たな価値」を吹き込んで変化、持続している企業。
こんな会社が増えて欲しい、
これが最初の銘柄選別・スクリーニングの基準。
当然、その後、企業分析、バリュエーション評価。

ポートフォリオのイメージ:

会社のリスクは規模と関係無い。
「顔が見えない。何をやっているか分からない」これがリスク。
大手投信がまず組み入れられないような未上場、小型株を組み入れたい。
これは小規模でスタートするからこそのメリットという認識。
組入れの会社とともにファンドを成長させたい。

小さい会社であっても少額であっても「必要な」企業は出来うる限り組み入れたい。
ただし、そんな「必要な」企業を出来うる限り割安で取得するポリシーなので、
銘柄によっては組み入れられないこともありえる。

流動性の乏しい未上場株を組み入れていても個人投資家の換金の求めに応じるようにするのが鎌倉投信のプロの仕事。
その備えとして高めの現金比率を考えている(0〜30%程度を目安。)
高めの現金比率により保有株式を売却しなくても投資家に資金を戻せるように、と考えている。
保有現金を超えた換金の求めに対応するため、株式のうち70%程度は上場株式とする。

投資先企業の頑張りをお客さんに感じてもらい、「長く持ちたいなぁ」と思われるような商品にしたい。

大まかなイメージとしては100億円で100社。
段階的に組入れ銘柄が増やす考えで、ポートフォリオ構築にはじっくり時間を掛ける予定。

未上場株の評価については、グリーンシート銘柄は気配値。それ以外の銘柄は第三者機関の評価を基にする。

上場株:規模に拘らない。結果として、中小型株式のウエイトが大きくなる見通し。


<信託報酬>
主に鎌田さんにご説明を頂きました。

社内でたっぷり議論、検討。
未上場株式の組入れを本気で取り組むことを考えると、もっと高率でも良い、という考えも。
しかし、自分たちの努力が滲み出すようなチャレンジ!ということで1.05%という水準を決断。

現金比率の問題、組入れ銘柄の株価の動きを考慮すると、
【結い 2101】のリスク・リターンは、結果としてマイルドなところ(株式と債券との間くらい)に落ち着くのでは、と予想している。
信託報酬控除後の投資家のリターンを考えると、高い信託報酬(1.5%とか)では投資家の理解・納得が得られないのでは?ということで今回のチャレンジに踏み切った。
なお、ファンドの規模が大きくなっても逓減は考えていない。この水準はギリギリ。
損益分岐点を超えて来たら、まずは社員の待遇改善。
今回提供するサービスは、しっかりしたクオリティのものなので適正なプライスを堅持したい。
利益が出たら、社会貢献に取り組みたい。ここでも投資哲学に立ち戻る。

鎌倉投信の投資哲学

これであれば受益者も納得してくれると思う。

<認知度アップの具体策>
鎌田さんのご説明。

価値観の近い人たちとの繋がりを強めていくのをまず第一に。
認知度アップについても投資哲学をベースにして、それに纏わるコミュニティとベクトルをしっかり合わせたい。また、地元・鎌倉の人たちにはぜひ知ってもらいたい。

鎌倉投信の活動を通じて、ファンドの資産だけでなく、そこに関わる人の「成長」のようなものを目指したい。


新井さんのご説明。

投資家の資金がファンドを通じてどんな企業に届いているのか、それを伝えたい、感じて欲しい。


<鎌倉投信の目指す「サステイナブル投資」とは>

持続的な社会をもっと積極的に(「自発的に」)創る投資が、
鎌倉投信の目指す「サステイナブル投資」。
社会の中で「変わらなきゃ」という問題(例えば、潜在成長率の低下、新規産業がなかなか現れない、労働人口が減っている、耕作放棄地増加、森林荒廃・・・)が山積している。環境問題もその一つだが、そればかりではない。こうした問題に向き合って、変えようとチャレンジする企業に「意思」をもって投資する。

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この他にも沢山お話をさせて頂きました。
ボクが強く感じたのは、鎌倉投信は「徒に」規模を追うわけでは無さそう、ということです。
もちろん、鎌倉投信自身がサステイナブルであるために一定の規模が必要なのは事実です。
それを克服するために、鎌倉投信でしか取り組み得ない「自社のエッジ」を強く意識された行動をされているな、
と感じました。

こんなことを言われていたのが印象的です。

「【結い 2101】の純資産が増えれば、それだけ良い会社が日本に増えたんだなぁ、と思ってください」


今回の訪問で、丁度今読んでいる途中の この本  を鎌田さん、新井さんに御紹介したのですが、今回のお話と非常に強く強くシンクロしていたので驚きました。(本を読み終えたら、あらためて感想をエントリします。 ⇒こちら )

もう一つ、思い起こしたのがベンチャーキャピタリスト村口和孝(@kazmura)さんのこのtweetです。



鎌倉投信のチャレンジは、日本企業、日本社会が直接的な対象ですが、立派に世界経営計画のサブシステムではないか、そんな風に感じました。

この日、ボクは鎌倉投信に口座開設申込、毎月積立申込をお渡ししました。



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