2010.01.05 Tuesday
JUGEMテーマ:資産運用
水瀬ケンイチさんのエントリで知りました。
今日中にはEDINETや東証のWebサイトにUPされるのでは?と期待していたところ、期待通りでした。
コストの低廉さはもちろんですが、強い衝撃を受けたのは東証のプレスリリースです。
【上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)】
(コードは1680 以下『上場MSコク』と表記します)
【上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)】
(コードは1681 以下『上場MSエマ』と表記します)
いずれも当初設定時の信託元本が10億円。
設定される口数が 1,000,000口
ボクの計算が正しければ(多分合ってる)
1口当たり 1,000円になるのです。
そして売買単位が 10口・・・
なんと!!!
この2つのETFは10,000円前後から購入できる公算大ということです。
(売買手数料は別途掛かりますが)
ネット証券の一部でインデックスファンドを中心に最低投資金額が1,000円となったことを意識したのでしょうか!
【上場インデックスファンド海外債券(Citigroup WGBI)・毎月分配型】
(コード 1677 以下『上場外債』と表記します)
の最低投資金額が約50万円ですから、この水準を予想していました。
しかし、この大胆な設定。
これは"eMAXIS"シリーズに対する住友信託銀行グループの逆襲?とさえ感じます。
とにもかくにも、スゴイ。
その一言です。
ブログには書かなかったのですが、これらのETFを最初に設定するのは
日興アセットマネジメントではないか?と感じていました。
・・・なら、書いとけ!・・・
書かなかった理由は、ある誤解があったからです。
『上場外債』の目論見書には、"海外債券インデックス(ヘッジなし)マザーファンド"という記載がありました。つまり、こんな構造を予想していたわけです。
一方で、目論見書にはつぎのような図も記載されていました。
実際はどうなのか、というと『上場外債」は"海外債券インデックス(ヘッジなし)マザーファンド"ではなく直接外国債券を組み入れているようです、今のところ。
ボクの当初の予想通りの構造になっていれば、日興アセットマネジメントは先進国株式、新興国株式の旗艦マザーファンドを活用して、同様にETFを組成するのではないか、と確信し、ブログに妄想エントリを公開していたのでしょうが、当初の予想とは違っていたので、ダメか・・・と勝手に思っていました。全くの誤解だったようです。
追い討ちは、『上場外債』の出来高の薄さです。
「アカンわ、ETF」と判断しているのでは?と想像しました。
が、しかし、ボクの予想に反して
『上場MSコク』、『上場MSエマ』は組成されたのです。
ちなみに、この2つのETFの有価証券届出書には、先進国株式、新興国株式の旗艦マザーファンドの名前は記載されていません。
『上場外債』に似た運用になりそうですね。
有価証券届出書には次のような図が記載されていました。
2つのETFともに、実質信託報酬は
0.2625%程度(税込)、
決算は年1回。
『上場MSコク』は 2010年1月29日
『上場MSエマ』は 2010年2月24日
に東証に上場予定です。
遂に来ます、この日が!
日興アセットマネジメントがどえらいことをやってくれました!!!
既に歓喜の声が!
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