2009.11.20 Friday
JUGEMテーマ:資産運用
ここ数日ETFに関する話題が賑やかですね。米国の株価指数に連動するETFが東証に上場するというニュースは既に御紹介しました。
一方で、海外の市場に上場するETFについてもバンガード・インベストメンツ・ジャパンから発表がありました。
米国を除く先進国・新興国の小型株を対象にした株価指数:FTSE Global Small Cap ex. US Indexに連動する【Vanguard FTSE All-World ex-US Small-Cap ETF (VSS)】、米国のトータル債券市場を対象にした指数:Barclays Capital U.S. Aggregate Bond Indexに連動する【Vanguard Total Bond Market ETF (BND)】が楽天証券、SBI証券、マネックス証券で取扱が開始されました。
マネックス証券では、VSSとBNDについては、バンガード・インベストメンツ・ジャパンの方による動画での解説付きです。
東証に上場予定の商品とバンガードのETFを見比べると、極めて大きな差を感じます。他社に先駆けて挑戦したシンプレクス・アセット・マネジメントの姿勢は評価しますが・・・
シンプレクスの商品についてVmaxさんが以下のようなエントリを公開されています。
海外資産を対象にしたETFは、ETN(株価指数に連動する債券に投資する)を採用しない場合、ファンド・オブ・ファンズしか組成が難しいのでしょうか。というのも、"上場インデックスファンド海外債券毎月分配【1677】" も同じようにファンド・オブ・ファンズだからです。
これらのニュースを見てあらためて実感したのは
+国内の運用会社が組成する、海外資産を対象にしたETFに多くは期待できない。
+東証(大証)にも多くは期待できない。
海外市場に上場しているETFの重複上場が遥かにスピーディのように感じるが・・・
+ネット証券各社で買付可能な海外ETFの使い勝手が良く(=特定口座対応、DRIP=Dividend Re-Investment Planの実現など)なれば、個人的にはとりあえず満足。
ということです。異論をお持ちの方は沢山いらっしゃると思います。しかし、ボクは国内の証券取引所よりも、海外ETFの取扱に積極的に取り組んできたネット証券会社の方に期待を寄せてしまいます。
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