2009.11.20 Friday
+住処:「持ち家」 or 「賃貸」?
(内藤さん)
どちらが得(損)か、というのはナンセンス。不動産価格が騰がれば「持ち家」が得だし、下がれば「賃貸」が得。つまり、不動産価格の先行きを予想していることではないか。家を買うと、色んなものが固定されてしまうので、それを上回る満足が得られるかどうか、で判断してはどうか。
(岩瀬さん)
市場は効率的なので不動産会社のマージンを除くと、得も損も無いのでは。日本人は「新築」好きだが、家を買う場合、「新築プレミアム」については考えた方が良いのでは。
+ポートフォリオの組み換えについて
(内藤さん)
資産配分を大きく転換する場合、まず目標の姿を明確にして、1年くらいかけてその姿になるように投資していくのが良いのでは。
+独身者に死亡保障が必要か?
(岩瀬さん)
理屈の上では必要無い。ただし、既往歴で入れなくなることがあるので将来家族を持つことを考えているのであれば「入れるうちに入っておく」という考え方も。「入りたいのに入れない」というのは不安では。
+キャリアアップ・仕事について
(岩瀬さん)
仕事の効率を上げる等の「仕事術」的なものも確かに大事だが、それ以上に大事なのは「ポジショニング」。つまり、どこで勝負するのか、ということ。言わば"凡庸な3番打者よりも有能な2番打者(=バント職人)"。人のやらないこと、あえてやりたがらないところを見つけ出して極めるという発想を持ってみては。(絶妙なポジショニングの一例として挙げられたのがこの本
(内藤さん)
「自分マイナス会社」という意識が大事。「本を書いてみる」という挑戦はどうか。
この挑戦について、内藤さんのブログにも書かれていますが日経ビジネスオンラインで連載がスタートしています。
本を書くことについて、「スペシャリストだから本を書けるというのもあるけど、本を書いたら(書くことで)スペシャリストという面もある」(岩瀬さん)というコメントもありました。その点で重要なのは実行力というのがお二人の共通したご意見でした。
もう一つ、将棋の羽生名人の天才観をきっかけに話題になったのが持続力です。
「好きなものでなければ続けられないだろう」と内藤さんが言えば、「好きなものがやって来るまで待っているよりも、まずは行動」と岩瀬さん。
+内藤さんが提案された資産設計術がまだまだ普及していないのでは?
(内藤さん)
短期志向、単年志向の人がどうしても多く、長期的に見ることができない、続けることができない。また、株価下落等の時点で止めてしまう人が多い。だからなかなか普及しないのでは。他には「投資で得られた果実はあぶく銭」という意識がまだまだ強いように感じる。自分の投じた資金が有効に活用されたからこそ果実が得られる、だから胸を張って良い。
+ブラック・スワン(株価等の暴落)への対処法
(内藤さん)
リスクを落とした運用でしかプロテクトできないのでは。何かのシグナルが出たらそれに対応するということは難しいのでは。(そんな上手い方法は無いですよ、というのがボクの意見。)
こんな感じでしょうか。大変楽しい2時間でした。
最後に、他の参加者の方のブログを探しましたのでご紹介しておきます。
<追記>
マネックスメールの内藤忍さんの連載です。
このイベントの中身のフォローアップになっています。
<追記 了>
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