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市場の規模(だけ)が問題なのでしょうか?
みずほ系の投信会社が合併(預かり資産の規模から言えばDKAによる富士投信の吸収が実態でしょうが)するというニュースを受けて
NightWalkerさんが
というエントリをお書きになっています。トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドの純資産額が米国バンガードの規模からすれば余りに小粒ではないかと御指摘のうえで、
日本の投信市場が拡大しない限り、イノベーターは現れないと思っています。

と締め括られています。

投信市場は実は拡大の一途をたどっています。2006年12月末現在、株式投信の残高は約56兆円です。前年末の残高が約41兆円。
(ソースはhttp://www.toushin.or.jp/result/index.html
かなりのペースで残高を積み上げていますが米国の残高がこの約20倍近い規模であることからすればまだまだ小さいのも確かですね。

しかし、問題はそれだけでしょうか? 投信業にイノベーターが何故現れないのか?
ボクは参入規制にも問題があると考えています。

一番大きいのは、認可の問題だと思います。
セゾン投信という異業種からの参入が認められたことは大変喜ばしいことですが、この認可に「クレディセゾン」の看板が役に立ったのではないか、と思います。
(お役所はベンチャーよりも大資本を信用するようです。仕方ないのかもしれませんが)
セゾン投信が認可取得の実質的な活動開始からどのくらいの時間が掛かったのか知る由もありませんが、会社設立から約半年強で認可されています。
これに対して浪花おふくろ投信(独立系で認可取得を目指している企業)は
設立の日から間もなく1年が経とうかというのに、まだ認可されていないようです。
ありがとう投信は会社設立後認可取得まで4ヶ月だったようなのであまり「看板」は関係無いのかな・・・・・・)
ほかにも投資信託委託業の財産規制の問題も大きい、と思います。
確かに投信会社が経営破綻されては困りますので、資本充実を要求するのは当然なのでしょうが。

金融商品取引法の施行等で規制緩和の可能性も十分に考えられますが、
独立系の投信会社が参入し易い状況を整えることこそが
イノベーター出現につながると思います。


こうした議論には規制緩和による「悪徳業者」の跋扈などが常に付きまといます。
規制緩和の結果、イノベーターならぬ悪徳業者が紛れ込むことは想像に難くありません。
しかし、今のように規制していたところで資産運用をネタにした「悪徳業者」はウジャウジャいるわけです。
悪徳業者は排除できていないにもかかわらず、イノベーターの出現はほぼ絶望的なのが現状ではないでしょうか。

参入規制が守っているのは、消費者ではなく既存業者、とさえ思います。

何度と無く書いていますが、
独立系の投信会社の参入を待望しています。

(過去の関連エントリ)


| 直販&独立系投信 | 12:33 | comments(10) | trackbacks(0) | 
コメント
私は運用会社の参入よりかは販売会社の横並び体質(orプチ談合or事なかれ主義)が関係しているように思えます。

販売会社からすれば、多くの投資家を巻き込むような革命的な金融商品を支援するよりも知識の少ない投資家に少ない知識を吹き込んで高コストな金融商品を掴ませる今のやり方の方が、販売する側にとってはリスクが少ないですし。

運用会社にしても販売会社が店頭に置いてくれなければ商売にならないし、販売会社が喜びそうな金融商品を開発すれば多分それは高コストかつボッタクリ。

未だに多くの投資家が銀行による間接投資に期待している現状、イノベーターの出現は難しいのではないかと。
| Mc.N | 2007/01/24 8:04 PM |
 トラックバックありがとうございました。
 仰るようにイノベータが現れにくいのは、市場規模の問題だけではありませんね。文律、不文律(こっちが恐い^^;)の規制や業界問題もあると推測します。
 イノベータに出現して欲しいのはヤマヤマですが、けっこう厳しい戦場ですね(^^;)。
| NightWalker | 2007/01/24 8:49 PM |
そもそも、投信に関しては人材の東京集中が問題なのではないでしょうか。
地方(大阪も含まれてしまいますが)にいけば、実際の業務を経験した人を集めることが難しくなるため、金融庁としても認可を出すことに及び腰になるのではないでしょうか。
素人だけの投信会社があるとしたらそこにお金を託すことは誰しも不安になるはずです。
| 弥太郎 | 2007/01/25 12:05 AM |
コメントありがとうございます。

>Mc.Nさん

販売会社の姿勢が重要なのはご指摘の通りですね。モノが動く方が彼らにとっては手取りが良いわけですから。こういうことは販売会社は自分から説明することは無いでしょうし。

>>運用会社にしても販売会社が店頭に置いてくれなければ商売にならないし、販売会社が喜びそうな金融商品を開発すれば多分それは高コストかつボッタクリ。

そうですね。運用だけではなく販売会社にもイノベーターは必要ですね。

>Nightwalkerさん

上記の通り、運用会社だけでなく販売の現場でも「新発想」が必要かもしれません。その意味で「投信スーパーセンター」は一つの挑戦なんでしょうね。上手くいっているのかな?

>弥太郎さん

ご意見は全くその通りですが、このままでは一極集中がドンドン進むばかりではないでしょうか。人材の確保は大変でしょうが、情報インフラが整いつつあるなかで、地方の空気を運用に反映させるような運用会社がある方が楽しいような気がします。東京で運用するから良い結果が出るとは限らないと思います。

>>素人だけの投信会社があるとしたらそこにお金を託すことは誰しも不安になるはずです。

最初はそうかもしれません。しかし、信頼は長期で築き上げていく部分もあると思います。投資家側が小額からお付き合いを始めれば良いのではないでしょうか。
本当かウソか分かりませんが、自分のお金で投資をしたことが無いファンドマネジャーが既存の運用会社には居たりするとか、しないとか。あるいはつい最近までバックオフィス担当(経理とか)だった人が急に人事異動で運用にまわるとか。変なしがらみが無い分仮に経験は浅くとも独立した運用者と、(特に日本の証券・銀行系)の運用会社とはそんなに大きな差が無いかもしれませんよ。
| renny | 2007/01/25 12:38 PM |
>rennyさん
確かに我々は有名な会社であっても誰が運用しているか、その人がどういう人なのかということはほとんど知らずに投信を買ってますね。
おっしゃるとおり会社名で運用能力が大きく違うわけではないのでしょうね。

最近はファンドを買うときにマンスリーレポートをよく読むようにしています。大多数はいわゆる「つまらない」文面が多いですが、同じ運用会社のファンドの中でも「書き手」の個性が出ているファンドもあり面白いですよ。

| 弥太郎 | 2007/01/25 11:06 PM |
 rennyさん。しばらく見にきてなかったのですが、随分とレベルの高い議論をしていたのですね。独立系運用会社というのは、資金集めからして大変だと思います。というのは商品性として優れている部分を理解できる人がほとんどいないからです。投信そのものもよくわからないのに、商品比較するとなるとまるっきりだめという人がほとんどだと思います。

 これらの層にいかにわかりやすく説明できるかというのが、独立系がうまくいくかどうかの一つのポイントだと思います。単純にやる気だけで認可できないのは当然のことでしょう
| ゆうまりの | 2007/01/26 3:12 PM |
高コストになる原因としてシステムの影響もあると思います。証券業務に関するシステムはほぼ、N社とD社に独占されており競争が起こらない。
しかも、旧世代(DOS時代を彷彿とさせる)の仕様をいまだに引きずったようなものを恐ろしく高い金額で使わせているということも大きな問題だと思います。
システムでの新規参入が促進されることもこの業界の発展に不可欠ではないでしょうか。
| 弥太郎 | 2007/01/27 1:38 AM |
コメントありがとうございます。

>弥太郎さん

>>「書き手」の個性が出ているファンドもあり面白いですよ。

興味ありますね。例えばどのファンドですか。ちょっと覗いてみたいですね。

>>旧世代(DOS時代を彷彿とさせる)の仕様をいまだに引きずったようなものを恐ろしく高い金額で使わせているということも大きな問題だと思います。
システムでの新規参入が促進されることもこの業界の発展に不可欠ではないでしょうか。

この点も新規参入の障壁なんでしょうね。実際のところはどうなんでしょう?

>ゆうまりのさん

ご指摘の通り、資金を「集める」のは大変だと思います。独立系の投信がどのような商品を販売するのか分かりませんが、延々と商品の内容を説明しなければならないような商品を提供するのであれば厳しいでしょう。ただ、商品がシンプルで運用哲学が投資家の共感を呼ぶことができれば、少しずつでも資金は「集まる」のではないか、とも思います。その共感に対して運用会社が運用結果で応えることができればそれは信頼に変わっていくと思います。
そもそも独立系の運用会社は最初は小さな所帯でしょうから、無理に販売ノルマを設定して十分に理解していない人から資金を集める必然性が乏しいと思います。
| renny | 2007/01/27 8:21 AM |
>rennyさん
三菱UFJ投信のJオープン(店頭・小型株)のマンスリーレポートはたまたまファンドを物色していて見つけましたが毎月ちょっと楽しみにしています。
| 弥太郎 | 2007/01/27 9:12 AM |
弥太郎さん、月次レポートを見てみました。確かに紋切り型の報告書とは違って個性を感じますね。
| renny | 2007/01/28 7:30 AM |
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