2009.06.14 Sunday
JUGEMテーマ:ビジネス
1,000エントリ突破記念シリーズの第3回です。
当初の予定では最終回ですので、そのつもりです。
第1回は "rennyの回顧録"、
第2回は (私の記憶が確かならば)初めての "保有銘柄全部出し"
という特別企画をお届けしてきました。如何だったでしょうか。
そして、シリーズ最終回の今回です。何を書こうかと思っていたのですが、過去のエントリを振り返ってみて、見つけたエントリがあります。
ブログを書き続けるぞ #1
2007年10月のエントリです。
"#1"と書いているようにシリーズものとして考えていた節がありますが、残念ながら今もって"#2"は公開されていません。というか、書いていません。
というわけで、2,000エントリという新たな目標?を見据えて、さらにこの1,000エントリ突破記念シリーズを締め括るということで、あらためてボクの想いを書き残しておきたいと思います。
では、
ブログを書き続けるぞ #2
スタートです。
まず、ブログを書き続ける原動力について、です。
これについては、右のサイドバーのリンク集に
rennyへの20,000字インタビュー
というところから一部抜粋、編集、アップデートしてみたいと思います。
ボクがインタビューを受けたという設定になっています。
―サイトを始めたきっかけを教えてください。
「サイト、というかブログのことですね。始めたきっかけ・・・正直あまり覚えてません(笑)。結構新しいものは好きだったりするので、始めたきっかけというのは興味本位というしかない(苦笑)。でも、ここまで続けるとは思っていませんでした。ブログを続ける原動力は、どうでしょう、4つくらいあるでしょうか。 第一の原動力、それは「インデックス投資」という手法の知名度を少しでも上げたい、ということでしょうか。そんな大それたことを考えていました。何せそう 思ったころのアクセスは今よりずっとずっと少なかったですからね。それはさておき、「インデックス投資」の知名度。何度かブログにも書きましたし、インタ ビューの機会でもお話していますが、数年前に、クレディセゾンが開催した投資・資産運用のセミナーに参加した時のお話です。100人以上の参加者がいたで しょうか、その場で講師の方(バンガード日本法人代表の加藤隆さんでした)が、参加者に向かって「インデックスファンドってご存知ですか。ご存知の方、挙手してください。」という質問をされました。こうした場合、知っていても挙手しない人は沢山いるでしょうけど、実際に挙手した人はどれくらいいたと思いま す?ほんの数人です、パラパラっと。ボクですか?「知ってるぞ!」って誇らしげに手を挙げていた・・・はずです(笑)。そのセミナーは投資、資産運用を テーマにしたセミナーでしたから、ちょっとした知識を持っている人が参加していたと思うんです。それでも、パラパラです、ホントにパラパラです。ちょっと 衝撃的でした。当時は「インデックス投資」の環境は今に比べると、数段不便でした。売り手側にしてみれば「インデックス投資」の商品は儲からないわけです から自分たちから周知することはありません。買い手側の要望が無いことには環境の改善を見込みづらいのです。そんなわけで、「インデックス投資」の知名度 を少しでも上げることができれば、自分の望む、低廉なコストのシンプルなインデックス投資の商品が出てくるのでは、と考えたんですね。その後、随分と「イ ンデックス投資」の環境が整備されました。最大のエポックは米国の証券取引所に上場するETFがネット証券で買い付けることができるようになったことで しょうか。その背景には、「インデックス投資」を紹介するブロガーの皆さんの存在もあったのではないか、そんな風に思うのです。
原動力の2つ目。それはやっぱり「衝撃のリポート(その1)、(その2)」でしょうか。投資信託の供給サイドの言い分というか、屁理屈というか、居直りというか(苦笑)。当時はてなブックマークを利用していたら、300%間違いなく「これはひどい」というタグを付けたくなるようなそんなリポートでした。おそらく今もって考えは変わっていないと思うのですが、投資信託の供給サイドの既存のプレイヤーのほとんどは市場拡大を望んでいません。「貯蓄から投資へ」なんて大きなお世話とさえ思っているのでしょう。市場が本格的に拡大すると、カモも増えますが、同時に自分のアタマで考える、調べる、判断するマトモな投資家が増えます。既存のプレイヤーが危惧しているのは、この点です。彼らはカモが増えることは勿論大歓迎です が、マトモな個人投資家が増えられたら困るのです。特に急激に増えられたりしたら、一大事変なんです(笑)。こりゃもう、屁理屈でもなんでもありです。コストが高い、高いというなら、「匿名組合を選べ」とか「100万円を持って投資顧問会社に足を運べ」とか。もう無茶苦茶です(爆笑)。不思議なのは、こん な無茶苦茶言っている人を業界が野放しにしているのです。これまたビックリです。業界の人の多くが「その通り!!」と思っているとしたら、これはもう本当 に重症ですよね。そういうわけで、個人投資家をバカにしている業界サイドの発言がブログ継続の原動力なんです。
次は原動力の3つ目ですね。投資信託業界の 既存のプレイヤーに挑戦しているチャレンジャーの存在です。こうしたチャレンジャーを微力ながら熱く応援したい、これが3つ目の原動力です。そのチャレン ジャーとは、さわかみ投信、ありがとう投信、セゾン投信、浪花おふくろ投信、かいたく投信、楽知ん投信です。(その後、ユニオン投信、レオス・キャピタル・ワークス、コモンズ投信が加わりました。)これらの会社は自分たちで投資信託を設定、運用、そして直接販売しています。また既存のプレイヤーとは資本関係を持っていません。『長期投資』を標榜し、投信会社と個人投資家との二人三脚のような信頼関係を基本にしています。これらの投信会社のほとんどはまだ採算が取れている状態ではありません。端的に言えば『赤字』です。「赤字の投信会社のファン ドには資産を託せない」という人もいらっしゃるようですが、最初から黒字になるわけがありません。彼らの収入源は投資家から託された資金の規模に大きく依 存しますから。でもよく考えてみてください。まだ何も運用していないファンドが設定当日に何百億円の資金が集まることの方がヘンではないでしょうか。とにもかくにも、こうした直販の投信会社を熱烈に応援したい、これもブログ継続の強い原動力です。
いよいよ最後の4つ目ですね(笑)。それはブログへのアクセス数ですね。ここ最近では、毎日2,000人近い方がこのブログにお越しくださっています。これは励みになります。的確なコメントを下さる『常連さん (笑)』の存在も大きいですね。ブログ継続の原動力の4つ全て、まだまだ機能しそうですのでこれからも頑張って継続したいと思っています。」on 2008.08.24 08:55
これは昨年の8月に自分で尋ねて自分で答えた内容ですが、今も同じ気持ちです。
最近、上記の4つの原動力にもう一つ加わりました。
それは、ブログのおかげで、自分のアンテナが多方面に向く、好奇心の幅が広がる、知りたいことについてもっと深く調べてみよう、というのが習慣として身に付いた、ということです。投資、資産運用はもちろん、映画を見たり、音楽を聴いたり、その他諸々についてブログで紹介するとすればどんな風に紹介しようか、と考えたりするわけです。その過程で、その対象について深く調べてみて、その結果、全く予想していなかった事実に遭遇したりすることがソコソコあったりするんですね、これが。本当にビックリするくらいの頻度で。そんなわけで、あらためてブログってスゴイぞ、と思ったりしています。
最後にもう一度、フォントを大にして決意表明しておきます。
ブログを書き続けるぞ
これからも "rennyの備忘録" を何卒よろしくお願いします。
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原動力の2つ目。それはやっぱり「衝撃のリポート(その1)、(その2)」でしょうか。投資信託の供給サイドの言い分というか、屁理屈というか、居直りというか(苦笑)。当時はてなブックマークを利用していたら、300%間違いなく「これはひどい」というタグを付けたくなるようなそんなリポートでした。おそらく今もって考えは変わっていないと思うのですが、投資信託の供給サイドの既存のプレイヤーのほとんどは市場拡大を望んでいません。「貯蓄から投資へ」なんて大きなお世話とさえ思っているのでしょう。市場が本格的に拡大すると、カモも増えますが、同時に自分のアタマで考える、調べる、判断するマトモな投資家が増えます。既存のプレイヤーが危惧しているのは、この点です。彼らはカモが増えることは勿論大歓迎です が、マトモな個人投資家が増えられたら困るのです。特に急激に増えられたりしたら、一大事変なんです(笑)。こりゃもう、屁理屈でもなんでもありです。コストが高い、高いというなら、「匿名組合を選べ」とか「100万円を持って投資顧問会社に足を運べ」とか。もう無茶苦茶です(爆笑)。不思議なのは、こん な無茶苦茶言っている人を業界が野放しにしているのです。これまたビックリです。業界の人の多くが「その通り!!」と思っているとしたら、これはもう本当 に重症ですよね。そういうわけで、個人投資家をバカにしている業界サイドの発言がブログ継続の原動力なんです。
次は原動力の3つ目ですね。投資信託業界の 既存のプレイヤーに挑戦しているチャレンジャーの存在です。こうしたチャレンジャーを微力ながら熱く応援したい、これが3つ目の原動力です。そのチャレン ジャーとは、さわかみ投信、ありがとう投信、セゾン投信、浪花おふくろ投信、かいたく投信、楽知ん投信です。(その後、ユニオン投信、レオス・キャピタル・ワークス、コモンズ投信が加わりました。)これらの会社は自分たちで投資信託を設定、運用、そして直接販売しています。また既存のプレイヤーとは資本関係を持っていません。『長期投資』を標榜し、投信会社と個人投資家との二人三脚のような信頼関係を基本にしています。これらの投信会社のほとんどはまだ採算が取れている状態ではありません。端的に言えば『赤字』です。「赤字の投信会社のファン ドには資産を託せない」という人もいらっしゃるようですが、最初から黒字になるわけがありません。彼らの収入源は投資家から託された資金の規模に大きく依 存しますから。でもよく考えてみてください。まだ何も運用していないファンドが設定当日に何百億円の資金が集まることの方がヘンではないでしょうか。とにもかくにも、こうした直販の投信会社を熱烈に応援したい、これもブログ継続の強い原動力です。
いよいよ最後の4つ目ですね(笑)。それはブログへのアクセス数ですね。ここ最近では、毎日2,000人近い方がこのブログにお越しくださっています。これは励みになります。的確なコメントを下さる『常連さん (笑)』の存在も大きいですね。ブログ継続の原動力の4つ全て、まだまだ機能しそうですのでこれからも頑張って継続したいと思っています。」on 2008.08.24 08:55
これは昨年の8月に自分で尋ねて自分で答えた内容ですが、今も同じ気持ちです。
最近、上記の4つの原動力にもう一つ加わりました。
それは、ブログのおかげで、自分のアンテナが多方面に向く、好奇心の幅が広がる、知りたいことについてもっと深く調べてみよう、というのが習慣として身に付いた、ということです。投資、資産運用はもちろん、映画を見たり、音楽を聴いたり、その他諸々についてブログで紹介するとすればどんな風に紹介しようか、と考えたりするわけです。その過程で、その対象について深く調べてみて、その結果、全く予想していなかった事実に遭遇したりすることがソコソコあったりするんですね、これが。本当にビックリするくらいの頻度で。そんなわけで、あらためてブログってスゴイぞ、と思ったりしています。
最後にもう一度、フォントを大にして決意表明しておきます。
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