2016.02.13 Saturday
米投信最大手キャピタル、日本に本格参入
投資信託の米最大手、キャピタル・インターナショナルが日本に本格参入する。10月中旬から野村証券を通じて個人向けに2本の投信の販売を始める。「貯蓄から投資へ」の流れを背景に、日本の投信市場の拡大傾向が続くと判断した。個人にとって購入するファンドの選択肢が増え、国内投信市場のすそ野が広がりそうだ。
キャピタルはバンガード、フィデリティと並ぶ米3大投信会社の一角。米国では主に「アメリカンファンズ」ブランドで投信を販売しており、運用残高は6月末時点で1兆2000億ドルと、日本の投信市場全体(約68兆円)の約2倍の運用規模を誇る。(07:02)