ここ最近、Fintechとかロボ・アドバイザーとか、そういう「つくられた」「仕掛けられた」バズワードが目に付きますね。ただ、こういう言葉を幾つ見せられても正直全く気持ちを揺さぶられることはありません。自分自身のk2k2-investに、何かこういうことを組み入れてみようかなあ、と微塵も考えることがありません。このような技術?を否定するつもりはありませんが、これを活用、取り入れたからといって、「魅力的な会社」の株式をより多く、より沢山、適正な価格水準で取得、保有できるというイメージが膨らまないのです。
ロボ・アドバイザーの活用を否定しませんが、最低限、次の点は考えておくべきポイントだと思います。
1.ロボット・アドバイザーに求める機能は何なのか。ポートフォリオのリスクを抑えたいのか、リスクをそのままによりアップサイドの収益可能性を狙うのか。
2.上記の狙いをそのアドバイザーはどのように実現すると説明しているのか。その説明に十分な信頼を寄せることができるか。
3.そのサービスに対して支払う対価は適性なものか。
正直、上記の3点を突き詰めると、利用価値、活用する意味あるロボ・アドバイザーなんて存在するのかな?と思ったりしますけどね。ボク個人としては「魅力的な会社」の株式を求めています。バリュエーション的に魅力的、というよりも、存在そのものが魅力的かどうか、の方を重要視しています。ですので、ロボットやAIの選別眼にはベットすることはなさそうです。
たとえば、1年後。正直に言って、Fintechやらロボ・アドバイザーやらと言った言葉が生きているかすら怪しいような気がする、という風に思っています。
ところで、です。